日本福祉大学 経済学部

統 計 学

単位数 学年配当 開講形態 教員名
2
1
後期
河 合   伸

テ | マ 統計的な考え方を学び、 データ処理の基礎を身に付けよう

講義のねらい
 私たちは日常生活において無意識のうちに、 しばしば統計的な考え方をして暮らしています。 たとえば、 朝、 雨が降っていなくとも、 天気予報を見て、 傘を持っていくかどうかを判断します。 内閣支持率などの世論調査は、 全国民に聞いているわけではないですが、 ある程度の妥当性を持ちます。 また、 新商品を全国販売する前に、 ある特定地域で試験販売をするのも統計的な考え方に基づいています。
 本講義では、 このような統計的な考え方を身に付ける第一歩として、 データ処理の方法を学び、 実際にデータ処理をしてもらうことで学習した内容の定着を図ります。 生のデータから新たな発見があるかもしれません。

講義のながれ
1.   イントロダクション
2.   変量の分類
3.〜6.データのまとめ方
7.〜10.分布の形状
11.   中間テスト
12.   テストの解説、 アンケート調査
13.   アンケートの集計
14.   アンケートの発表
*進度に応じて多少変更するかもしれません。

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
 2.〜10. においてデータ処理の方法を学び、 11.〜14. に実際にデータ処理をしてもらいます。 不定期にテキストの練習問題を宿題とします。 講義を通して電卓等の計算機 (消音とする) は持ち込み可とします。

成績評価の方法
 宿題 20 点、 中間試験 35 点、 期末試験 45 点

テキスト テキスト:D. ロウントリー 『新・涙なしの統計学』 新世社
参考文献:三土修平 『ミニマムエッセンス統計学』 日本評論社



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