日本福祉大学 経済学部

芸術表現T (001)

単位数 学年配当 開講形態 教員名
2
1
前期
大 塚 泰 子

テ | マ 「リトグラフ」 という版画表現を学び、 潜在する創造力の可能性をのばす。

講義のねらい
 高校までの美術の授業では学ぶ機会のなかった 「リトグラフ」 という版画表現の習得を通して、 自己に潜在する創造力の新たな可能性を見出す。
 まずは抵抗なく制作に入れるよう、 男女を問わず活用範囲も広い、“T シャツ”の制作など、 親しみやすい素材で感覚を解きほぐしていく。 参考作品や画集、 絵本などを見ながら、 各自の興味に従ってテーマを見つけ、 各々の方向性に沿った応用技法へと展開させる。 描くということに対して既に苦手意識のある者には、 コピー転写での制作等も展開する。
 同時に、 現在行われている展覧会や映画、 興味深い仕事をしている作家等も紹介し、 その思想を理解することにより、 芸術に対する理解を深め、 柔軟な思考力を伸ばすことを目指す。

講義のながれ
1週   参考作品等を見ながら講義の概要を説明/アンケート/ビデオ視聴
2−3週 アルミ版に描画
4−5週 紙に試し刷り
6−7週 T シャツに本刷り
8−10週 コピー転写、 多色刷り等応用技法による版作り
11−13週 応用技法に版の本刷り
14週   互いの作品に対する意見を交換、 作品とレポート (感想等) の提出

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
 制作は各自のペースで行い、 各々の進度、 興味の方向性に合わせて適宜アドバイスをしていくので、 試してみたいアイディアを積極的に挑戦していってほしい。
 興味を持った展覧会等には積極的に出掛け、 自分の制作を膨らませていく。 また、 そうした展覧会等の感想や意見を互いに交換し、 新たな情報の場としても授業を活用してほしい。

成績評価の方法
 作品、 レポート (感想等) を総合して評価する。
 出席状況も考慮。

テキスト 使用しない



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