科目名 テーマ演習U
(生活環境としての自然)
時 限
水−3

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2
2
後 期
小 林   詢・福 田 秀 志

テ | マ  生活環境としての自然

講義の概要・ねらい
 本演習では、 関連講義科目での知識をベースとして、 フィールドワークおよび演習を通じて、 私たちの身近な自然環境の実態を把握することを目的とする。 フィールドワークでは、 キャンパス付近の雑木林、 空き地、 ため池に行き、 その現状を観察するとともに、 生育する生物を調べる。 また、 近年問題となっている侵入生物の在来生物に及ぼす影響を調べる。 さらに、 キャンパス付近の低地・台地・丘陵地などの地形とそれらの構成物 (地質)、 市街地・農地・山林などの土地利用の現状を観察する。 室内演習では大縮尺の地形図や空中写真等の空間情報の利用について基礎的な学習をする。 さらに、 演習のまとめとして、 身近な自然環境のデザインを考える。

講義のながれ
T. 講義:生活環境としての自然
U. 演習 1:身近な自然環境の観察
@雑木林 A空き地 Bため池
V. 演習 2:侵入生物による生態系の危機
@マツノザイセンチュウ
Aセイタカアワダチソウ
W. 演習 3:身近な土地の観察
@地形 A地質 B土地利用
X. 演習 4:地形図の読図 
Y. 演習 5:地形図利用の基礎
@位置 A距離と面積 B高度 C土地の起伏 D植生・土地利用
Z. 演習 6:空中写真の利用
@地形の判読 A植生・土地利用の判読
Y. 演習 7:ネット情報の利用
\. 演習 8:身近な自然環境のデザイン
@里山のデザイン
Aビオトープのデザイン

学習上の留意点
 野外演習 (フィールドワーク)、 室内作業に積極的に参加すること。

成績評価の方法
 野外演習 (フィールドワーク) への参加状況と、 平常の課題レポートおよび最終レポートで評価する。

使用テキスト
 なし。 参考書は、 講義中に紹介する。



(C) Copyright 2005 Nihon Fukushi University. all rights reserved.
本ホームページからの転載を禁じます。