科目名 都市の福祉環境デザイン 時 限
木−2

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2
2
後 期
池 田 晶 一

テ | マ  都市の 「生活環境における福祉」 の為のデザインを学ぶ。

講義の概要・ねらい
 都市生活における福祉の環境デザインは、 現在の環境整備の中で必要不可欠である。 健常者からは見えにくい所に、 物理的なものから精神的なものまで様々なバリアが存在している。 まず、 障害や高齢に対する理解を深め、 ノーマライゼーションの理念、 そしてバリアフリーデザイン・ユニバーサルデザインについて学んでゆく。 また、 デザインのプロセス・人間工学の視点から基本となる知識を身に付け、 都市生活の様々な場面における具体的な環境整備のあり方について学習を進める。

講義のながれ
1. デザインとは?
・生活とデザイン
・社会とデザインの動向
ノーマリゼーション、 バリアフリーデザイン、 ユニバーサルデザイン
2. 建築における生活環境
・建築・インテリアの歴史
・空間デザインの基本
・人間工学と空間
・福祉住環境
(自宅のバリアフリーチェック)
3. 空間デザインの基本
・街と色のはたす役割
・空間の表し方と空間の多様性
4. 都市におけるデザイン
・公共建築物
 車いすから見る住空間のあり方
・道路・公園・公共交通機関・情報・案内
5. 街の装置
・ストリートファニチュア
・パブリックアート

学習上の留意点
●講義では簡単な課題等も交えて進めます。
●この科目は、 次年度 (3 年次) 開講の 「福祉環境設計演習」 に関連する科目です。 「福祉環境設計演習」 を履修しようとするものは、 「都市の福祉環境デザイン」 を履修していることが望ましい。

成績評価の方法
●成績は期末試験を基準に、 課題等の提出物などを加味して採点します。
●課題の提出は成績に影響しますので注意のこと。

使用テキスト
 適宜指示。
 参考文献 「完全図解 インテリアコーディネートテキスト」 「福祉住環境コーディネーター検定 2 級テキスト 改訂版」 「福祉都市環境整備指針」



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