科目名 テーマ演習U
(ものづくり)
時 限
金−3

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2
2
後 期
渡 辺 崇 史・水 野 暁 子

テ | マ 生活を豊かにする 「ものづくり」 の基礎知識と技術の理解

講義の概要・ねらい
 いくつかの福祉用具を作りながら、 「ものづくり」 に関わる様々なことを学びます。 例えば、 第 1 回目には、 「もの」 の伝え方に取り組みます。 そこでは、 作りたいものや作って欲しいものを他の人に伝えるための図面の見方・描き方を学びます。 もう一つ、 第 3・4 回目に行なうアクリルを使った 「紙パックホルダー」 作りでは、
・ 「紙パックホルダー」 は、 どのような人の役に立つのか
・素材とするアクリルの性質 融点・軟化点・耐熱性など
・塑性加工の方法 加熱して曲げる
・切断・穴あけ・接着・仕上げの方法
というように、 誰がどのように使うために作るのかから始まって、 素材の性質・素材と機能に適した加工方法、 作る時の細かい工夫、 作った後のテストと改良など、 多くのことを学びます。
 また、 「ものづくり」 には危険が伴います。 どんな危険があるのか、 何に注意すればよいかをしっかり学び、 細心の注意を払って、 安全に良い作品を作ってください。

講義のながれ
1〜2. 「もの」 の伝え方
安全教育
3〜4. 樹脂加工の知識と製作実習
「紙パックホルダー」 を作る
5〜6. 金属加工の知識と製作実習
(何を作るかは、当日のお楽しみ)
7〜 8. 木工の知識と製作実習
「薬取り出し器」 を作る
9〜10. 布を使ったものづくりの
知識と製作実習
11〜12. 組み立ての知識と製作実習
「台付き爪切り」 を作る
13. 発表会

学習上の留意点
 安全第一。 自分の安全にも他の人の安全にも注意すること。
 五感を良く働かせてものづくりをし、 学んだことや作品を大切にしましょう。

成績評価の方法
 レポート、 作品、 授業中の学習状況で評価します。

使用テキスト
 ありません。 資料を用意します。



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