科目名 アシスティブテクノロジー演習 時 限
水−4・5

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2
2
後 期
水 野 暁 子・渡 辺 崇 史

テ | マ  支援技術の活用や意義、 および機器や環境を人に合わせる 「適合」 という視点の理解

講義の概要・ねらい
 アシスティブテクノロジー (Assistive Technology:以下、 AT) は、 機器や環境を人に合わせる 「適合」 という視点が必要である。 障害を持つ人にとって身体状況や生活環境等に適合した AT の利用によって、 豊かな生活をすごすことが可能となる。 そこでコミュニケーション機器、 自助具、 機器操作のためのスイッチ、 パソコンを取り上げ、 これらの適用方法、 操作方法を学び、 さらにスイッチや自助具等の製作実習を通して、 AT 活用の意義と 「適合」 に関する理解を深める。

講義のながれ
1. コミュニケーション (1) 代替拡大コミュニケーション、 機器操作の理解
2. コミュニケーション (2) 機器を使わない AAC と透明文字盤の製作実習
3. 用具工作法材料・電気・要素部品に関する知識基本的な工作機・工具の扱い方と加工実習
4. 操作支援 (1) 〜スイッチ〜障害に合った操作スイッチの適合方法と理解
5. 操作支援 (2) 〜スイッチ〜適合・製作に必要な知識@と製作実習
6. 操作支援 (3) 〜スイッチ〜適合・製作に必要な知識Aと製作実習
7. 操作支援 (4) 〜インターフェース〜適合・製作に必要な知識Bと製作実習
8. 自助具 (1) 適合・製作に必要な基礎知識@と製作実習
9. 自助具 (2) 適合・製作に必要な基礎知識Aと製作実習
10. パソコン操作 (1) 〜ユーザー補助〜
11. パソコン操作 (2) 〜入力デバイス〜
12. パソコン操作 (3) 〜操作支援ソフト〜
13. パソコン操作 (4) 意思伝達装置、 環境制御装置、 スイッチの活用フィールドワーク:実際の AT 適合相談

学習上の留意点
 アシスティブテクノロジー基礎を元にした内容となるため、 履修しておくことがのぞましい。 積極的に AT 関連機器を体験して理解を深めてください。

成績評価の方法
 製作実習等の取り組み、 講義ごとのレポートおよびテストにより行います。

使用テキスト
必要に応じてプリントや参考資料を配布します。



(C) Copyright 2005 Nihon Fukushi University. all rights reserved.
本ホームページからの転載を禁じます。