※ この科目には、履修前提条件があります。

科目名 ネットワーク設計演習U 時 限
集 中

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
4
2
集 中
佐 藤 省 三

テ | マ  ルータの設定とルーティングを実践することでネットワーク管理の基礎を習得する

講義の概要・ねらい
・ネットワーク設計演習Tで学習したネットワークの基礎知識を元に、 この講義では実際にネットワークを組み立てる実習を中心に進める。 実習の第一歩としてルータについて理解を深め、 その設定方法と動作について学ぶ。
・複数のルータを設定することでルーティングを行い、 ホスト間の通信を適切に制御することを学習し、 様々な用途に応じたネットワークの構成を実習する。
・講義全体を通して、 ルータを使用する意味と、 ルータの使用方法をマスターし、 ルータを使用したネットワークを実際に設計・構成できるようになり、 更に上級のネットワーク管理知識を習得するための基礎を身に着けることを目標とする。

講義のながれ
・講義全体の説明 (ガイダンス)。
・ネットワーク設計演習Tの復習、 ルータの起動と終了、 基本設定と IOS コマンドについて演習する。
・ルータのインターフェースの設定、 サブネット化の方法、 TCP/IP/IP アドレッシングによるネットワークの構成を実践する。
・ルータの設定ファイル・IOS のサーバー上へのバックアップ方法を習得する。
・ルーティングプロトコルの設定と動作の確認、 ネットワークの構成に応じたルーティング手法の演習を行う。
・トラブルシューティングの実践を行う。
・アクセスコントロールリストによる通信制御の方法を習得する。

学習上の留意点
・ネットワーク設計演習Tの修了を前提とする。
・各回の講義を受講する前に、 オンラインテキストの内容を予習しておくこと。 講義中は実習中心のため、 テキスト内容についてはキーポイントの説明と質問による確認に留める。
※本科目を履修するには 「ネットワーク設計演習T」 の単位取得が条件となります。

成績評価の方法
 オンラインテキストのモジュール試験全課修了を前提としたオンライン最終試験とルータを使用した実技試験の合計点により評価する。

使用テキスト
 使用しない



(C) Copyright 2005 Nihon Fukushi University. all rights reserved.
本ホームページからの転載を禁じます。