科目名 情報と数理I 時 限
火−3

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2
1
後 期
御 橋 広 眞

テ | マ  行列・線形代数の基礎と不規則な現象の数理

講義の概要・ねらい
 自然現象ばかりでなく社会現象もふくめて、 わたくしたちの身の回りに日常的に起きる現象を注意深く観察すると、 規則的なものと不規則に起きるものとが混ざり合っていることに気がつくでしょう。 そして、 ときには、 予想もしなかった大事件が起きることもあります。
 そうした自分の身の回りの出来事を正しく深く理解するのに 「情報と数理」 が必要です。
 前半では、 規則正しい現象の数理の中から選んだ 「行列」 「線形代数」 それぞれの基礎と応用を学びます。 後半では、 不規則な現象を理解するのに必須な 「確率」 の基礎と応用を扱います。

講義のながれ
1. 行列
行列と数ベクトル
クロネッカーのデルタ (δ)
2. 行列の演算
行列の和と差
行列の積
3. 行列と応用 1
連立一次方程式
逆行列
4. 行列の応用 2
一次変換と写像
5. 個数と数え方
場合の数、 和の法則、 積の法則
順列、 組み合わせ
6. 基本的な定理
条件付確率
事象の独立性
確率の乗法定理

学習上の留意点
 「数える」 ことから 「数えることの楽しさ」 に発展・展開するように。

成績評価の方法
 演習とレポート、 そしてテストで締めくくり。

使用テキスト
 プリントを用意します



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