科目名 アルゴリズム論 時 限
月−5

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2
1
後 期
杉 江 日出澄

テ | マ  物事の処理のアルゴリズムを組み立てる発想や思考法を養う。

講義の概要・ねらい
 アルゴリズムを論理的に思考する手段として、 いくつかのアルゴリズムの基本型を示す。 そして、 その基本型に沿って、 個別の演習課題をなるべく多くやらせる。 提出させた課題を次週までに採点し、 正解と共に返却する。 自分の間違いを発見し、 自分の組み立ての発想や思考法の改善に役立ててもらう。  論理的に合理性があれば、 正しいアルゴリズムは無数に存在するが、 他人の発想や思考法を取り入れることによって、 自分のアルゴリズムが改善され、 論理的に美しいものとなる。 言わば、 頭の体操とも言える演習形式の講義である。  アルゴリズムを、 プログラミングの基礎へと橋渡しするため、 あるいは図で細部を厳密に表現するには限度があるため、 時間が許す限り、 プログラム記述形式で表現することも講義する。

講義のながれ
@ガイダンス:受講上の注意、 成績評価方法、 講義概要と指針など。
Aフローチャートの意義と書き方。
Bアルゴリズムの基本型の解説。
C直線型アルゴリズムの演習。
D分岐型アルゴリズムの演習。
E反復型アルゴリズムの演習。
F多重反復型アルゴリズムの演習。
Gサブルーチン型アルゴリズムの演習。
H混合型アルゴリズムの演習。
ITiny BASIC によるアルゴリズムの表現法。
J前半のフローチャートの正解に基づき、 アルゴリズムをプログラム記述形式に変換。

学習上の留意点
・知識の積み上げ型の講義である。 欠席すると以降の講義が理解できなくなるので、 注意すること。 なお、 学科目 「情報科学基礎」 の内容を理解しているものとして講義する。
・毎週、 出席管理も兼ねて、 演習課題を課す。 採点して、 次週に正解と共に返却する。

成績評価の方法
 毎週の課題の成績と期末テストにより評価する。

使用テキスト
 杉江日出澄著 「コンピュータの基礎[改定版]」 培風館



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