科目名 現代社会論T 時 限
集 中

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2
1
集 中
北 仲 千 里

テ | マ  自分の進学・就職と社会の仕組み、 世の中の動きとのつながりを理解する。

講義の概要・ねらい
 私たちの人生や悩みは、 自分が生きている社会に影響されて作り出されている。
 そして私たちの行動や考えが、 また社会を作り出している。 例えば、 なぜ中学生はほとんどが高校にいくのか、 なぜ大きくなったら就職して結婚し、 子どもを持つのか。
 そのことを 「その人の勝手でしょ」 ということもできるけれど、 「こういう時代や世の中だから私はそんな人生を選んだのかも」 と考えることもできる。 いろいろなテーマを通じて、 現代日本社会に生きる人たちの様子を知り、 視野を広げよう。

講義のながれ
<テーマ 1> 社会学の発想法、 日本社会の変化
<テーマ 2> 社会階層と学歴社会
  (1) 社会的地位とは
  (2) 職業分類と社会的地位
  (3) 学校と学歴社会
  (4) もっと平等な社会とは?
<テーマ 3> 地域社会と人間関係
  (1) 近所づきあいとネットワーク
  (2) 大都市社会の特徴

<テーマ 4> マス・コミュニケーションからみる現代社会
  (1) マス・メディアの色々
  (2) 報道されることの社会的影響
  (3) 事件が報道されるまで
<テーマ 5> 国家や社会問題を考えるための基礎知識

学習上の留意点
 ほぼ毎日 (又は半日) で扱うテーマが変っていく。 と同時に、 つみ重ねて考えてもらえるようにもなっている。 暗記は必要ないが、 理解できないところがあれば、 質問カード (教室におきます) や E メールですぐ質問を出して下さい。 講義中に新聞を調べてもらいます。 古い新聞でも結構です。 コンビニや駅で新聞を買ってきて下さい。

成績評価の方法
 テストを中心にし、 さらに講義中に行うミニ・レポートを加味して行う。
 出席だけしてもあまり影響はない。 テストは持込み自由。

使用テキスト
 使用しない。 講義時にプリントを配布する。
 参考文献
『社会学がわかる事典』 森下伸也著 日本実業出版社
『グローバリゼーションの社会学』 竹内治彦編 八千代出版
『権力から読みとく現代人の社会学・入門』 藤田弘夫、 西原和久 編 有斐閣アルマ
『暴走するインターネット』 鈴木謙介 イースト・プレス



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