科目名 科学技術社会論 時 限
水−2

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2
1
後 期
山 内 保 典

テ | マ 科学・技術・社会の関係という視点から、 福祉をめぐる問題を考える

講義の概要・ねらい
 この講義は過去に得られた知見の習得ではなく、 自ら考えることがメインの活動になります。 講義の前半 (下欄T〜Y) では、 「科学技術は社会にどのような貢献をし、 どのような弊害をもたらしているのか」 について、 様々な事例や研究の紹介を通して、 科学・技術・社会の関係を見つめなおす契機と枠組みを提供します。 その上で講義の後半 (下欄Z〜[) では、 皆さんが主役となって、 「科学技術のあり方」 や 「その利用」 という観点から、 福祉をめぐる問題を取り上げ、 今後のビジョンを描き出し、 その実現に向けた方策を考えていただきます。 この問題解決のプロセスの中で、 様々な場面で役立つ基礎的な素養を獲得してもらうことがねらいです。

講義のながれ
〈基礎:講義〉*1 〜7
T:【ガイダンス】
U:【科学技術社会論 (STS) って何?】
V:【科学・技術・社会と福祉の接点】
W:【STS 研究の紹介 (環境問題など)】
X:【問題解決の枠組みの紹介】
Y:【応用課題の具体例による説明】
〈応用:グループ討論〉*8 〜13
Z:【自分 (たち) で考える】
・テーマへの関心によりグループ分け
・各授業では、 その回ごとに目標を設定し、 グループ討論を行い、 その結果を報告する。
[:【最終案の発表会】
*但し、 受講生の数などにより、 グループ討論が困難だと考えられた場合は、 事例の詳細な紹介と全体討論を行い、 問題解決の各ステップを各自が追体験できるように講義を行います。

学習上の留意点
 この講義は、 皆さんが受身ではなく、 主体的に参加することで初めて成立し、 大切なことも共有されます。 自分の視点を大切にして、 一生懸命考えてください。 期待しています。

成績評価の方法
 成績評価は、 履修状況と個人レポートから行います。

使用テキスト
 使用しません。 講義は、 レジメや関連資料、 ビデオなどを利用して行います。



(C) Copyright 2005 Nihon Fukushi University. all rights reserved.
本ホームページからの転載を禁じます。