日本福祉大学 福祉経営学部

開発と NGO

単位数 学年配当 開講形態 教員名
2
2
前期
斎 藤 千 宏

テ | マ 南アジア諸国の社会経済と NGO マネジメント

講義のねらい
 NGO (非政府の公益団体) は、 北側先進国の専売特許ではない。 「南」 の発展途上国においても近年急速に成長し、 国づくりに大きな役割を果たすようになっている。 インド、 バングラデシュなどの南アジア諸国ではとりわけ NGO の活動が活発である。 これらの国々は、 貧困、 男女間の不平等といった面で、 世界でもっとも深刻な問題を抱えているが、 同時にこの地域の NGO が始めた問題解決方法がモデルとなっていくつも世界に広がっていったのも事実である。
 本講義では、 まず南アジアの社会経済事情 (それをひとことで表現するなら多様性に富む社会といえる) を学んだ後、 日本の NGO についてケーススタディをする。 その後、 現地の NGO がどのような活動を行い効果を上げてきたのかを、 マネジメントの視点から学ぶ。
 また 2 回分はゲストを招待した講義にする予定。

講義のながれ
1) NGO とは何か、 社会開発とは何か
2) 南アジアの国と社会
3)  同 パート 2
4) 日本の NGO のケース
5)  同 パート 2
6) ケーララ州の経験から学ぶ
7)  同 パート 2
8) ゲスト講義
9)  同 ゲスト講義
10) 世界最大の NGO、 BRAC
11) ムンバイのスラム開発同盟
12)  同 パート 2
13) まとめ
14) レポート作成

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
 2〜3 回の講義のたびに、 不明な点などの質問を書く時間をもうけ、 翌週に私が答えます。

成績評価の方法
 講義最終回のレポートと、 出席点を勘案して評価する。 期末試験は行わない。

テキスト 適宜レジュメを使用する。



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