日本福祉大学 福祉経営学部

健康・スポーツ演習U (004) 障害者スポーツ

単位数 学年配当 開講形態 教員名
4
2
前期 + 集中
小 林 培 男

テ | マ 障害者や高齢者のためのスポーツと工夫

講義のねらい
 障害者スポーツのねらいは、 高齢者や障害者についての理解を深め、 スポーツや身体運動の意義や効果、 さらには実技指導の基礎を学び、 障害者スポーツの学習を通じて健康とスポーツを学ぶ事である。 そのために 「障害学」 「体力科学」 「スポーツ科学」 などの理論とスポーツ実践のバランスを保ちながら学習を進める。

講義のながれ
前期講義計画
1 オリエンテーション
2 理論 1 障害学・障害者論とスポーツ
3 実技 1 ガイドヘルプの理論と実際
4 理論 2 障害者の体力とスポーツ
5 実技 2 視覚障害者のスポーツ 卓球
6 実技 3 視覚障害者のスポーツ 床バレーボール
7 実技 4 視覚障害者のスポーツ
8 理論 3 障害者スポーツの指導法
9 実技 5 肢体不自由者とスポーツ 座位バレーボール
10 実技 6 車いすを利用したスポーツ サッカー
11 実技 7 車いすを利用したスポーツ バスケ
12 実技 8 車いすを利用したスポーツ
13 実技 9 車いすを利用したスポーツ

集中講義計画
1 第1日:大学から送迎バスで NFU スポーツドーム
2 NFU スポーツドームでの実践 軽運動
3 レジスタンストトレーニング
4 アクアエクササイズ
5 水中ウォーキング
6 講義、 ミーティング、 宿泊
7 車いすテニス
8 車いすテニス、 専用送迎バスで大学移動
9 車いすバスケットボール・リーグ戦
10 車いすバスケットボール・リーグ戦
11 車いすバスケットボール・リーグ戦
12 実技試験
13 授業のまとめ、 理論試験

集中講義の日程と概要
 8 月 4 日学外 (4〜6 限)、 8 月 5 日学外 (1 〜5 限)、 8 月 6 日学外 (1〜4 限) 1 泊 2 日
 場 所:教室及び体育館アリーナ、 NFU スポーツドーム、 県健康プラザ他
 方 法:学内外を利用してフィールドワーク及びまとめ・理論試験を行う
 費用他:1 泊 4 食、 保険代、 交通費の概算 合計 9,000 円

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
 障害者スポーツは高齢者や障害者が行っているスポーツを体験することから始めます。 見たことはあっても体験したことが少ないスポーツでしょうが、 参加学生が協力し合いながら理論と実技をバランスよく学習しよう。 そのためにもまず、 出席が重要です。 積極的に参加してできないことをできるようにするスポーツと工夫を広げよう。 携帯電話厳禁。

成績評価の方法
 通常開講日数および集中講義時間数の合計で規定出席を満たしたものについて、 出席 50 点 + 技能点 25 点 + 理論 25 点で総合的に評価する。 欠席が 8 回以上の場合は規定に従って履修放棄とみなす。

テキスト 特に定めず、 プリント配布や VTR で進める。 必要に応じて各種目クラスの中で指示する。



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