日本福祉大学 経済学部

総合演習T(002) 〈教職課程〉

単位数 学年配当 開講形態 教員名
2
2
後期
野 村   晃

テ | マ 市民生活とリーガルマインド

講義のねらい
@ 市民の日常生活の中で派生する問題は、 年々複雑・多様化し、 その件数も多くなっています。 そうした社会的現象のなかで、 人々の法的関心の度合もたかまってきています。 それは、 法の介在しない社会的出来事は、 皆無といってよいからです。
A 少なくとも、 最小限の 「法的思考力」 を身につけることは、 現代社会を生きる者にとって、 特に教職をめざす学生にとっては必要不可欠なことといえるでしょう。
B 市民の日常生活のなかで、 若者にとって興味と関心のありそうな事柄や実際の事案などを素材にして、 リーガルマインドを培い、 個々人が自分の意見を述べるなかで 「法の生きた姿」 を知ってもらいたい、 と考えています。

講義のながれ
@ テーマと討論の素材はレジメで周知させます。
A 具体的問題について意見を交換し討議を深めてもらいます。
B 結論を異にする場合の 「思考過程」 と 「理由」 を大事にします。

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
教員になることを真面目に考えている学生に限ります。

成績評価の方法
レポート作成で評価します。

テキスト @ 教科書は特定しません。 レジメの内容にそって演習を進めます。
A 新聞を読んで、 市民社会の現象を常に追うように心がけてください。
B 問題に即してその都度、 大学図書館の雑誌や書籍を指示します。
参考文献
 「法学セミナー」 に随時、 眼を通すようにしてください。
 各種の判例集や判例解説書 (図書館にある) を参考にしてください。



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