日本福祉大学 経済学部

国 際 政 治

単位数 学年配当 開講形態 教員名
2
3
後期
古 瀬 啓 之

テ | マ 20 世紀の戦争と平和を歴史的に考察し、 現在における国際政治の理解を深める

講義のねらい
 20 世紀は戦争の世紀と言われます。 そしてそれと共に国際政治の世界では、 平和の構築へ向け多くの試みがなされてきました。 国家レベルの国際政治における平和への試みには、 国際連盟、 国際連合、 平和条約、 地域的な条約などが挙げられます。 このような多国間の同意に基づく国際的な枠組みによる衝突、 戦争回避は,必ずしも盤石ではありませんが、 21 世紀となった現在も、 国際政治においては、 この枠組みを基に平和が模索されています。 本講義では、 20 世紀の戦争、 そして平和への模索と挫折、 その変遷を歴史的に考察し,現在の国際政治に対する理解を深めることを目的とします。

講義のながれ
1. はじめに (講義概要説明)
2. 第一次世界大戦
3. 大戦後の平和構想 (国際連盟、 ベルサイユ・ワシントン体制)
4. ナショナリズム1
5. ナショナリズム2
6. 第一次世界大戦後の平和への挑戦1 (ヨーロッパ)
7. 第一次世界大戦後の平和への挑戦2 (ヨーロッパ)
8. 戦間期日本外交1 (協調体制の模索)
9. 戦間期日本外交2 (現状打破勢力へ)
10. 米ソ冷戦構造
11. 国際連盟・国際連合
12. 湾岸戦争以後
13. 戦後日本外交
14. まとめ

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
・テキストは授業中にこちらから指定します。 授業と併せて読んでいただきたいと思います。
・新聞の国際政治に関する記事に関心を持ってください。

成績評価の方法
出席点 20 点+中間レポート 20 点+期末試験 60 点

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