日本福祉大学 経済学部

くらしと経済

単位数 学年配当 開講形態 教員名
2
1
前期
鈴 木 健 司

テ | マ 私たちの暮らしを経済学的に分析しよう

講義のねらい
 私たちが、 アルバイトでお金を稼いだり、 好きなCDや服を買ったり、 好きな異性とつきあったり、 そして大学に進学したりといった行動は、 すべて私たちを取り巻く 「経済」 の中で生じた私たちの 「行動」 です。 そして、 このような私たちの行動を分析するのも経済学の研究テーマの一つです。
 社会問題を考える上で、 「自ら問題を発見・設定し、 発見・設定した問題について仮説を立てることで分析し、 何らかの結論を導き出す」 という思考は欠かせません。 講義では、 「私たちの行動」 を経済学というツールを用いて分析することで、 前述した思考を深めることが目的です。

講義のながれ
第1回 イントロダクション
第2回 大学って行ったほうが良いの? 〜費用便益分析〜
第3回 授業って出るものなの? 〜機会費用〜
第4回 コンパと割り勘 〜公平性と効率性〜
第5回 自動車は楽し 〜リスク〜
第6回 国際通貨 「1マクド」 ? 〜物価、 為替〜
第7回 少年マガジンの今昔物語 〜現在割引率〜
第8回 恋愛の経済分析 〜利潤最大化問題〜
第9回 資格という死角 〜インセンティブ〜
第10回 半田の街セレナーデ 〜都市経済学の初歩の初歩〜
第11回 先生と生徒の駆け引き 〜ゲーム論の初歩の初歩〜
第12回 レポートについて
※上記の講義の他に2〜3回ほどゲスト講義を予定しています。

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
 普段から 「何故?」 ということを念頭において、 新聞やTV、 雑誌などから幅広い知識を得て下さい。

成績評価の方法
 講義では毎回簡単なミニレポートを提出してもらいます。 最終的な期末評価は、 出席点 40 点・期末試験 60 点の合計 100 点で評価します。

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