科目名 保全生態学 時 限
水−2

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2
3
前 期
福 田 秀 志

テ | マ 生物多様性の保全とビオトープ

講義の概要・ねらい
 私たちの身近な自然は、 人間活動という巨大なストレスの影響を受け、 もはや自然の治癒力だけでは回復することが難しい状態となっている。 そのような状況の中、 人類は身近な生態系と共存していく方策を探っている。 本講義では、 まず人間活動を原因とする身近な生態系の危機について述べる。 さらに、 近年注目されている里山などの二次的自然の価値についてふれるとともに、 ビオトープ (生物の生息場所) の管理・回復・復元・創造の方法についても論じる。

講義のながれ
T. 序 論:私たちの身近な自然
U. 保全生態学:保全生態学とはなにか? 
   @ 保全生態学
   A 生物多様性の危機
   B 種の機能と指標性 
   C 生物多様性を脅かす景観の変容 
   D 生物多様性の管理・回復
V. ビオトープ論:ビオトープの管理・回復・復元・創造
@ 里山の現状と管理
A さまざまなビオトープ
B ビオトープ関連の法律
C ビオトープのデザイン

学習上の留意点
 講義では、 基本的にプリントを配布せず、 板書、 スライド、 OHC、 ビデオを使って行う。 講義に関する質問については、 いつでも受けつけるので、 分からない点は質問にくること。

成績評価の方法
 主に定期試験の結果と授業中に行う小テストで判断する。 また、 毎回出席をとる。 出席状況は評価の参考にする。

使用テキスト
 なし。



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