科目名 シミュレーションと数理 時 限
火−2
木−2

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
4
2
後 期
磯 貝 芳 徳

テーマ 事象を数理的に記述することの意味や利便性をシミュレーションを通じて体得する

講義の概要・ねらい
 シミュレーションとは現実の世界の事象を模型やモデル (含 コンピュータモデル) に置き換えることにより、 事象の本質の理解を深めたり、 現実には実行不可能な条件下での実験を行うといったことを行うことである。 本講義では、 @シミュレーションとは何か、 Aコンピュータとシミュレーション、 Bランダム事象のシミュレーション、 C時系列事象のシミュレーションといった内容について、 講義と演習を密接に連携させながら授業を進める。 したがって授業の大部分はコンピュータに向かってのプログラミング作業 (Visual Basic を用いる) が中心となる。 プログラミングについては全くの初心者を前提として授業を進めるので、 その点について危惧する必要はない。

講義のながれ
シミュレーションとは何か?
コンピュータとシミュレーション
Visual Basic での乱数の使い方
Visual Basic を用いた簡単な描画法
ランダム事象のシミュレーション
じゃんけんのシミュレーション
占いのシミュレーション
図形の面積を乱数を用いて求める
円周率πを乱数を用いて求める 等々
時系列事象のシミュレーション
各種人口論モデル
コップのお湯の温度の変化
ブラウン運動 等々

学習上の留意点
@ 欠席しないこと。 積み重ね型の内容のため、 一度休むと後がつらい。
A 遠慮なく質問すること。

成績評価の方法
 出席数と毎回出される課題の達成度を重視する。

使用テキスト
 なし。



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