科目名 発達心理学 時 限
月−1

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2
2
後 期
久 世 淳 子

テ | マ 人の一生にわたる変化の過程を学ぶ

講義の概要・ねらい
 人の発達について心理学の立場から理解を深める。 まず、 これまでの発達心理学を振り返り、 その研究対象、 研究手法の歴史的変遷について解説する。 その後、 これまでの研究によって得られた知見をもとに、 人の生涯発達の姿を明らかにし現代社会における 「発達」 について考える。 なお、 成人期以降の発達については 「加齢心理学」 の講義で扱うことにする。

講義のながれ
第 1 週   発達心理学とは?
第 2−3 週  人の発達の基本
      ・発達とは −遺伝と環境−
      ・発達段階
第 4−6 週  乳幼児期の発達
      ・胎児期
      ・有能な乳児
      ・愛着ネットワークの形成
第 7−8 週  コミュニケーションの発達
      ・おとなの表情に対する反応
      ・ことばのはじまり
第 9−10 週  性格はいかにつくられるか
       ・一貫性と変化性
       ・文化としつけ
第 11−12 週 自我の発達
       ・自我同一性
       ・生涯発達と大学生時代
第 13 週   まとめ

学習上の留意点
 「社会心理学」 を受講していることが望ましい。

成績評価の方法
 試験 (授業中に行う小テストを含む)、 レポート (予習シート、 復習シートを含む)、 授業態度などを総合的に評価する。

使用テキスト
 『発達心理学への招待』 柏木・古澤・宮下著 ミネルヴァ書房



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