| 臨床心理学Ⅱ |
| 単位数 | 学年配当 | 開講形態 | 教員名 |
|---|---|---|---|
| 2 | 3 | 後期 | 竹 中 哲 夫 |
| テ｜マ | 臨床心理学の各分野 －心の諸問題と心理臨床の実際 |
| 講義のねらい |
| 臨床心理学Ⅰでは、 臨床心理学の基礎と心理療法の概略について学んだ。 臨床心理学Ⅱでは、 臨床心理学の各分野について臨床の実際を中心に学んでいくことにする。 いま、 心の時代がいわれ、 人々の心の危機がいわれ、 心の癒しが取り上げられている。 この講義でも現代を生きる人々の心の問題を臨床心理学の視点から取り上げて具体的に検討してみたい。 受講する学生の皆さんも、 取り上げるテーマのいずれかには、 自分自身あるいは自分の近くにいる人々、 かつて関わったことのある人々の課題と近いものを感じるかもしれない。 心の問題は、 学ぶ人の体験や感情が絡むものであるが、 科学として客観的かつクールに学ぶ視点も忘れないでいただきたい。 |
| 講義のながれ |
| 第 1 講 自閉症
（広汎性発達障害） について（1） 第 2 講 自閉症 （高機能自閉症・アスペルガー障害） について（2） 第 3 講 集団精神療法について 第 4 講 家族療法について（1） 第 5 講 家族療法について（2） 第 6 講 児童心理療法・遊戯療法・摂食障害について 第 7 講 森田療法・内観療法について（1） 第 8 講 森田療法・内観療法について（2） 第 9 講 犯罪非行と心理臨床・集団非行をめぐって 第10講 犯罪非行と心理臨床・個人非行をめぐって 第11講 登校拒否・不登校の理解と援助 第12講 引きこもりの理解と援助 第13講 カウンセリング心理学概説 |
| 学ぶ上での注意・担当教員からの希望 |
| 精神保健、
社会福祉方法論系科目等とかかわらせて学習していただきたい。 講義は、 テキスト使用、 詳しい資料あるいはレジュメの配布、 VTR の使用を組み合せて行います。 |
| 成績評価の方法 |
| 通常の試験による。 |
| テキスト | 竹中・加藤・水野ほか
『改訂・臨床心理学』 みらい、 2002 年 その他講義中に資料を配布する。 |
| (C) Copyright 2003 Nihon Fukushi University. all rights reserved. |
| 本ホームページからの転載を禁じます。 |
|
|