日本福祉大学 社会福祉学部

地方自治論

単位数 学年配当 開講形態 教員名
2 2 集中 樹 神   成

テ|マ 地方自治の仕組みと課題について考える

講義のねらい
 国の政治は関心を集めることが多い。 しかし、 現代社会では、 都道府県および市町村の政治または行政も重要となっている。 それは、 先進国、 開発途上国および体制移行諸国を問わず、 分権化が課題となっていることに示されている。 つまり、 一方では中央集権的な政治または行政の仕組みが見直されるとともに、 地方の政治または行政における改革が課題となっている。 こうした関心に基づきつつ、 地方自治の基本問題を論じたい。

講義のながれ
地方自治と地方分権
日本の地方自治の歴史と特徴
地方自治の仕組み
自治体の組織と職員
自治体の政策と計画−総合計画、 地域振興、 社会福祉
地方財政と住民生活
地方自治と住民参加
情報公開と情報提供
市町村合併と地方自治
自治体の運営の課題

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
 日本の政治について新聞およびテレビで系統的に理解するように努めること。 また基本的な参考文献として、 森田朗編集代表 『シリーズ図説 地方分権と自治体改革 1〜7』 東京法令出版、 松下圭一/西尾勝/新藤宗幸 『自治体の構想』 全 5 巻、 岩波書店がある。

成績評価の方法
論述式の試験で行う。

テキスト 今川晃編著 『市民のための地方自治入門』 実務教育出版



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