日本福祉大学 経済学部

経営分析

単位数 学年配当 開講形態 教員名
4 3 通年 畑 田 康 則

テ|マ 企業経営の見方・考え方

講義のねらい
 経営分析とは、 一定の分析指標に基づき、 経営・会計データに何らかの解釈 (経営の良否) を与える実用的学問体系をいう。 しかし、 経営は“対象”である前に“主体”である。 かくして、 本講義の課題は、 経営分析の知識・技法についての基礎的理解からさらに一歩進めて、 人間認識 (いのち) の視点より企業経営の本質についての理解を深めていくこと=企業の実存的維持条件の科学的解明におかれる。 かかる作業を通じて、 学生諸君が新しい企業観と科学的ヒューマニズムの精神に触れられんことを願っている。

講義のながれ
1 プロローグ−−−社会科学としての経営分析を求めて
2 日本経済の現状と企業経営の課題@
3 日本経済の現状と企業経営の課題A
4 経営分析の歴史@
5 経営分析の歴史A
6 企業会計の基本構造とその特質@
7 企業会計の基本構造とその特質A
8 企業会計の基本構造とその特質B(新会計基準について)
9 収益性分析
10 資本回転率分析
11 利潤導入経路の分析・資本蓄積の分析
12 質疑・応答

1 成長性分析
2 経営計画・戦略の分析
3 生産性分析
4 原価分析
5 付加価値分析
6 損益分岐点分析
7 安全性分析
8 キャッシュフロー分析
9 企業経済価値分析
10 企業集団の分析
11 連結財務諸表分析
12 質疑・応答

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
 現代企業社会の歴史的特質を透視できる分析力・思想力を身につける為の幅広い学習に努めていただきたい。

成績評価の方法
 中間レポート 20%、 期末試験 80%

テキスト 使用しない。 適時、 講義資料を配布する予定。 参考書等については、 最初の授業で指示する。



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