科目名シミュレーションと数理時 限火−5

単 位 数学年配当開講期間担 当 教 員
42通年磯 貝 芳 徳

テ|マ事象を数理的に記述することの意味や利便性をシミュレーションを通じて体得する

講義の概要・ねらい
 シミュレーションとは現実の世界の事象を模型やモデル (含 コンピュータモデル) に置き換えることにより、 事象の本質の理解を深めたり、 現実には実行不可能な条件下での実験を可能にするといったことを行うことである。 本講義では、 @シミュレーションとは何か、 Aコンピュータとシミュレーション、 Bランダム事象のシミュレーション、 C時系列事象のシミュレーションといった内容について、 講義と演習を密接に連携させながら授業を進める。 したがって授業の大部分はコンピュータに向かってのプログラミング作業 (Visual Basic を用いる) が中心となる。 プログラミングについては全くの初心者を前提として授業を進めるので、 その点について危惧する必要はない。

講義のながれ
・シミュレーションとは何か?
・コンピュータとシミュレーション
・Visual Basic での乱数の使い方
・Visual Basic を用いた簡単な描画法
・ランダム事象のシミュレーション
 じゃんけんのシミュレーション
 占いのシミュレーション
 図形の面積を乱数を用いて求める
 円周率πを乱数を用いて求める 等々
・時系列事象のシミュレーション
 各種人口論モデル
 コップのお湯の温度の変化
 ブラウン運動 等々

学習上の留意点
@ 欠席しないこと。 積み重ね型の内容のため、 一度休むと後がつらい。
A 遠慮なく質問すること。

成績評価の方法
 出席数と毎回出される課題の達成度を重視する。

使用テキスト
 なし



(C) Copyright 2003 Nihon Fukushi University. all rights reserved.
本ホームページからの転載を禁じます。