科目名日本語 V時 限月−2教 室112

単 位 数学年配当開講期間担 当 教 員
23通年大 林 惇 子

テ|マ論理的推敲を必要とする文章を書く能力の養成を目指す。

講義の概要・ねらい
 大学では種々な場面で書くことが要求されている。 1 年次と 2 年次で行ってきた文法学習の積み上げ、 四技能の適応力修得の上に、 レポートの作成や、 研究発表文の執筆、 など勉学・研究に不可欠な論理的文章が書けるよう 「文章表現能力」 の養成を目指す。
 これらの文章を書くにあたっては、 以下の能力が要求される。 すなわち、 事実を正確に把握し描写する力。 その事実に基づいて意見を述べる力。 先人の論文を要約したり、 引用したりして意見を述べる力。 客観的資料を根拠に持論を展開する力。 であり、 これらを念頭にシラバスを組む。

講義のながれ
1. 表現の基本 (復習)・論文の構成要素
2. 序論の構成要素−1:課題の提示・研究行動の提示
3. 序論の構成要素−2:研究目的の提示
4. 本論の構成要素−1:定義と分類、 選択
5. 本論の構成要素−2:図表の提示
6. 本論の構成要素−3:変化の形容・判明事項の指摘
7. 本論の構成要素−4:対比と比較
8. 本論の構成要素−5:原因の考察・予測
9. 本論の構成要素−6:存在の指摘・列挙
10. 本論の構成要素−7:引用・論点の提示
11. 本論の構成要素−8:同意と反論・文献の記述
12. 本論の構成要素−9:帰結・換言・補足
13. 結論の構成要素:結論の提示・研究の評価・今後の課題の指摘
  以上は一応流れである。

学習上の留意点
 本講座においては、 随時、 課題による 1000 字から 2000 字の文章を作成していく。 したがって、 常に積極的な学習態度、 授業参加が要求される。

成績評価の方法
 教室内での参加度、 課題の提出、 各期末のレポートが評価の対象となる。

使用テキスト
 授業開始時に提示する



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