日本福祉大学 社会福祉学部

精神保健福祉援助技術各論

単位数学年配当開講形態教員名
43通年瀧     誠

テ|マ精神保健福祉分野における精神保健福祉援助技術・方法

講義のねらい
 精神保健福祉分野におけるソ−シャルワ−クの必要性は精神保健福祉論等からも理解できる。 本講義では社会福祉援助実践に必要な社会福祉援助技術・方法について理解を深めるとともに、 精神障害者の疾病や障害、 障害者を取り巻く家族やその関係者・地域を対象とした場合の特徴を理解した上での実際的な援助技術・方法の習得を目指す。
 個別援助技術、 集団援助技術、 地域援助技術について理解するとともに、 精神障害者やその家族、 精神障害者を取り巻く地域を対象とした援助技術・方法について事例検討などをとおして理解する。 また精神障害者の地域生活支援の方法として重要なケアマネ−ジメントについて理解し身につけるとともに、 チ−ムアプロ−チやネットワ−クの必要性とその方法について理解を深める。

講義のながれ
前 期
1〜2  精神障害者を対象にした精神保健福祉援助
     技術の意義
3〜4  個別援助技術
      (1)障害の理解と個別援助技術
5〜6   (2)原理、 構造、 機能
7〜8   (3)方法、 過程
9     (4)記録、 スーパービジョン
10〜11   (5)事例  受診援助
11    退院時援助
12    ケアマネ−ジメント
      (1)概念と機能、 適応対象
13     (2)ケアガイドラインとプロセス
14    事例検討
      生活支援

後 期
1    集団援助技術
      (1)障害の理解と集団援助技術
2〜3   (2)原理、 構造、 機能
4     (3)方法、 過程
5     (4)記録、 スーパービジョン
6〜7  事例検討  デイケア
           セルフヘルプグループ
8    地域援助技術
      (1)障害の理解と地域援助技術の種類
9     (2)方法と適用
10    事例検討
11    その他の間接援助技術
12    関連専門職とのチ−ムアプロ−チにおける役割
13〜14  事例検討 チームアプローチと生活支援の実際

学習条件・履修上求められるもの
 社会福祉援助技術の基礎的理解が前提となるが、 理解できていないことあれば、 その時々に質問をすること。

成績評価
 課題に対する参加状況+定期試験。

テキスト精神保健福祉士養成セミナー 改訂 『精神保健福祉援助技術各論』 へるす出版
追加の場合あり。
その他参考文献、 関連資料は随時紹介する。



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