日本福祉大学 社会福祉学部

社会福祉調査論

単位数学年配当開講形態教員名
23後期荒 川 孝 之

テ|マ社会 (福祉) を少しでも客観的に把握するための幾つかの方法を紹介

講義のねらい
(1) 福祉分野で行われている様々な調査の実際を紹介する。
(2) そのノウハウ (調査法) の基礎を伝え、 あらゆる方法で実態把握が可能なことを示す。
(3) 資料の整理、 データ化作業の基本なども併せて紹介する。

講義のながれ
T. 社会福祉調査から市町村福祉計画への実際
 (1) 調査結果活用の現状と 「古典」
 (2) 調査をする人々と情報源
 (3) 類型化して集計するための段取り
U. 調査資料を加工するプロセスと方法
 (4) いわゆるアンケート調査
 (5) 既存資料からの分析作業
 (6) 福祉現場からの情報化
 (7) ソーシャルマーケティング
 (8) 社会・福祉の観察
 (9) 参加型調査の留意点
V. 調査の失敗
 (10) 調査前の準備 (下調べや考察) の不足
 (11) 実践で使えない分析枠組み
W. 調査の成果と福祉現場・施策
 (12) 臨床現場の業務検討へ
 (13) 現場と計画をつなぐ情報化
なお、 随時、 調査データの整理方法について触れる。

学習条件・履修上求められるもの
調査報告書、 調査をベースに書かれた論文、 取材記事などをよく読むようにしましょう。


成績評価
小レポートを数回分。

テキスト特に指定しない。 関連図書は授業で紹介。



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