科目名[情報システムコース] システム情報ユニット
卒業研究T (23 クラス)
時限金−4教室326

単位数学年配当開講期間担当教員
43通年野 呂 春 文

テ|マ地理情報システムの地域プランニングへの応用研究

講義の概要・ねらい
 地域の属地的な情報の正当な評価は、 地域プランニングに不可欠です。
 それを欠いた開発や施策が、 災害、 自然破壊、 文化破壊非人間的な福祉政策などをもたらします。 阪神大震災、 豊浜トンネル崩落事故、 各地の廃棄物処理場問題、 など、 地域の属地的情報をきちんと評価していれば避けられたことも多くあります。
 この研究では、 地域の属地的な情報のデータベースを作成し、 開発のシミュレーションをおこなうことで、 地域プランニングへの地理情報システムの応用の可能性を探ります。
 その第 1 歩として、 卒業研究Tでは、 大学周辺 (知多半島から西三河地域) の大きな縮尺のディジタル地図、 ディジタル地盤図、 ディジタル地質図を作ります。 手元のパソコンで、 これらが作れるということを実感してください。 現地でのフィールド調査も実施したいとおもいます。

講義のながれ
・地理情報システムの実際
  地理情報システムの使い方−講義と簡単な実習
  既存の地理的データの使い方−講義と簡単な実習
・大縮尺ディジタル地図の作成
  実際の図面のディジタル化
  フィールド調査によるディジタル地図の精密化

学習上の留意点
 前期の講義 「地理情報システム」 を受講しておいてください。

成績評価の方法
 課題に対する提出レポートでおこないます。

使用テキスト
 



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