科目名リモートセンシング論時限水−2教室103

単位数学年配当開講期間担当教員
23後期野 呂 春 文

テ|マ 

講義の概要・ねらい
 対象物を離れたところから観察して、 そのものの性質を知ろうとすることをリモートセンシングと言います。 普通は、 航空機や人工衛星から地表を観察することを、 特にリモートセンシングと言っています。
 リモートセンシングを使うと、 広い範囲を短い時間で観測できるとともに、 地上から到達しにくい場所を容易に観測できます。 そのため、 全地球の環境問題などを調べるのに必須の手段となっています。
 この講義では、 リモートセンシングの基礎から応用までわかりやすく説明します。

講義のながれ
1. リモートセンシングとは
 ・リモートセンシングの用途
 ・リモートセンシングデータ処理のためのソフトウェアとハードウェア

2. センサとプラットフォーム
 ・様々なセンサについて
 ・様々なプラットフォームについて
 ・地球外のプラットフォームについて

3. 画像判読
 ・リモートセンシングのデータ
 ・画像処理の実際
 ・画像分類一人と計算機

4. リモートセンシングの応用
 ・地理情報システムとリモートセンシング
 ・環境問題−植生の解析、 海の水質・水温の解析
 ・大気成分−大気汚染・オゾンホール
 ・地質・鉱床探査への応用

学習上の留意点
 とくにありません。

成績評価の方法
 基本的に期末の試験でおこないます。 課題提出も考慮します。

使用テキスト
 なし (随時プリント配布)



(C) Copyright 2002 Nihon Fukushi University. all rights reserved.
本ホームページからの転載を禁じます。