科目名自然認識論 B時限木−1教室103

単位数学年配当開講期間担当教員
21後期福 田 秀 志

テ|マ森林保護と森林生物

講義の概要・ねらい
 現在、 生物資源の宝庫として人類の生活基盤を支えてきた森林が衰退や消滅の危機に直面している。 そのような状況の中、 人類は森林生態系の健全性を永続的に保持するための方策を探っている。 本講義では、 世界の森林で発生している森林危害を紹介し、 その原因について解説していく。 さらに、 森林生態系に生息する生物 (昆虫・微生物・動物) の生態系秩序維持における役割についても解説する。

講義のながれ
1. 森林保護の概念
2. 森林生態系の中の生物
3. 昆虫の大発生と森林の自己制御機構
4. なぜマツは枯れるのか?
5. 寄生と共生
6. 酸性雨でマツが枯れる?
7. 生物的侵入
8. 世界の森林病害 (木の病気)
9. 世界の主要な森林害虫
10. 日本の主要な森林害虫
11. 森林に生息する鳥獣の生態と管理

学習上の留意点
 講義では、 基本的にプリントを配布せず、 板書、 スライド、 OHC、 ビデオを使って行う。 講義に関する質問については、 いつでも受けつけるので、 分からない点は質問にくること。

成績評価の方法
 主に定期試験と授業中に行う小テストの成績で行うが、 出席状況も参考にする。

使用テキスト
 テキストは使用しない。 参考図書は、 適宜紹介する。



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