科目名情報表現論時限 教室102

単位数学年配当開講期間担当教員
21集中片 方 信 也

テ|マ情報を表現するさまざまなかたちや方法について学び自己表現の方法を身につける

講義の概要・ねらい
 情報収集、 蓄積、 検索、 処理等の技術は情報科学の進歩とともに著しく進歩した。 この講義では、 このような情報処理の技術的発展のもとで人間の表現の広がりや表現力の形成がどのような進歩を遂げようとしているかについて説明する。 また、 みずからがたのしく相手にとってもわかりやすい表現とはなにかについて述べる。 自分の考えをまとめ、 他者に伝えるプレゼンテ−ションの技術や手法について学び、 表現の主体者としての基礎的な創造力、 表現力を身に付ける。

講義のながれ
1. たのしい表現・分かる表現
 (1) 情報表現と社会
 (2) 表現の仕組み
2. いろいろな表現
 (1) 未開社会人類と情報表現
 (2) 都市の時代と表現の発展
 (3) 表現の多様化と総合化
 (4) 超空間的ネットワーク化
 (5) デザインの仕事
3. 文章 (論文) を書く
 (1) 短文からはじめる
 (2) 話言葉と文章
 (3) 文章 (論文) の思考方法
 (4) 論文 (レポート) 作成の作法
4. 論文の進め方
 (1) テーマの決め方
 (2) テーマの社会性と歴史性
 (3) 資料の検索・収集
5. 表現の自由と倫理
 (1) 人権として表現
 (2) 真理とその表現
 (3) 表現の主体者としての役割・倫理

学習上の留意点
 この講義では、 情報表現における人間の主体的役割を重視し、 表現の意味や目標、 方法論について理解を深めるにしたい。 人間は人間についてのあらゆる情報の創造とその表現、 収集、 およびそれにもとづく思考に最大の関心をはらって生きているが、 その活動の発展を社会の歴史とのかかわりで理解するように心がけてほしい。

成績評価の方法
 レポートおよび試験による。

使用テキスト
 なし



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