科目名現代社会論時限 教室101

単位数学年配当開講期間担当教員
41集中北 仲 千 里

テ|マ個人の生き方と現代社会の構造とのつながりを理解する。

講義の概要・ねらい
 私たちは今の世の中に生まれて、 いろいろなことを 「あたりまえ」 だと思ってしまっている。 例えば、 高校や大学に進学することとか、 卒業したら就職するとか、 何歳で結婚し、 子どもは何人とか・・・・・・。
 でも、 その 「あたりまえ」 は、 自分の周りの限られた人の間でだけ適用する 「常識」 でしかないかもしれないし、 ほんの最近始まっただけの、 流行のようなものかもしれない。 講義では、 そういった 「常識」 もふくめ、 自分たちが生きているこの世の中とはどんな特徴を持つのか、 いくつかのテーマを通じて、 見つめなおしてみたい。
 また、 講義を通じて、 社会に関するデータを適切に読み取る力もつけてもらいたいと考えている。

講義のながれ
<テーマ 1> 日本社会の変化〜きほんのき
<テーマ 2> 社会階層と学歴社会
 (1) 社会階層とは
 (2) 職業分類と社会的地位
 (3) 学校と学歴社会
 (4) もっと平等な社会とは?
<テーマ 3> 大規模で複雑な社会
 (1) 法律はどうやって決まっていくのか
 (2) 官僚や専門家の影響力
 (3) 社会の中のさまざまな団体
<テーマ 4> 世の中についての統計データをどう読むか
<テーマ 5> 現代人と家族
 (1) 「近代家族」というとらえ方
 (2) 「家族」の変化と社会の変化
 (3) 家族をめぐる社会問題
<テーマ 6> ジェンダーとセクシュアリティ
 (1) 「ジェンダー」 「セクシュアリティ」 というとらえ方
 (2) ジェンダーをめぐる社会問題
 (3) セクシュアリティをめぐる社会問題
<テーマ 7> 生活世界のグローバル化
<テーマ 8> マス・コミュニケションと情報化社会

学習上の留意点
 ほぼ毎日 (又は半日) で扱うテーマが変っていく。 と同時に、 つみ重ねて考えてもらえるようにもなっている。 暗記は必要ないが、 理解できないところがあれば、 質問カード (教室におきます) や E メールですぐ質問を出して下さい。

成績評価の方法
 テストを中心にし、 さらに講義中に行うミニ・レポートを加味して行う。 出席だけしてもあまり影響はない。 テストは持込み自由。

使用テキスト
 使用しない。 講義時にプリントを配布する。



(C) Copyright 2002 Nihon Fukushi University. all rights reserved.
本ホームページからの転載を禁じます。