芸術と人間T

単位数学年配当開講形態教員名
22後期山 田 彊 一

テ┃マ芸術と人間とのかかわり、 そして福祉との関係

講義のねらい
 人間が生きていく中での芸術の役割り、 そして生活のベースであるべき福祉、 この関係を踏まえながら生活と芸術を語る。 日本社会を語るだけではこれからのグローバルな動きに対応できないため、 私の 30 か国程の旅の経験を織り混ぜながら、 おもしろくアートや人間を検証する。 どんなにすばらしい難しい内容の講義であっても実生活に役立たねば意味はないという感覚で話をすすめる。
 私は建前でなく本音で語る。 それによってこの分かりにくいアートは理解可能だと思うし、 世界の国々の人間の生き方も、 知ってもらえると思う。 授業後、 出席カードに質問や意見を書いてもらう。 翌週その全てに答えるつもりでいる。 授業を受ける学生は多いが、 この行為でマンツーマンの効果も出ると思っている。

講義のながれ
 1 . この一・二年、 私の出演したテレビを使い自己紹介をする。 そして芸術の本音を語る。
 2 . ケニアのアートや福祉を語り、 まずパノラマ式に芸術の全歴史の流れを知ってもらう。
 3 . ピカソのアートを知ってもらい、 彼の生き方、 特に老後の生活にピントをあて、 話す。
 4 . 2〜3 の老人ホームを紹介し、 その中での芸術の有様にせまる。
 5 . 福祉の国、 北欧のアートと社会
 6 . この地方の食べもの→八丁みそ、 名古屋ころうどん等のビデオを見て、 検証する。
 7 . アートを使った心理学、 バームテスト等
 8 . チベットの社会、 そしてアート、 そして老人と女 (一妻多夫制について…)
 9 . 宗教の終り、 そして芸術の夜明け
10. パプア・ニューギニアの文化、 男女の性
11. カリブ海、 キューバ・メキシコの文化
12. 現代のアート、 デュシヤン・ボイスからポップアートまで。

学習上の留意点
 知識のつめ込みではなく、 生きるためのアートを語る予定。

成績評価
 授業参加日数や出席カードの意見内容等を踏まえ、 最後はテストで評価する。

テキスト


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