コミュニケーション論 (昼)

単位数学年配当開講形態教員名
21前期岸 本 晴 雄

テ┃マコミュニケーションと人間

講義のねらい
 「コミュニケーション」 という言葉には、 さまざまな意味があります。
 まず [A] では、 この講義が、 2〜10 人程度の 「対人コミュニケーション」 を中心にすること、 そして皆さんがその点で抱えている問題に触れ、 「コミュニケーション」 が人間にとって、 いかに大切なものであるかについてお話します。
 つづいて [B] では、 コミュニケーションの基本構造とそれに関する専門用語の基本点を確認します。 そして対人コミュニケーションの 2 つの基本要素である 「非言語」 と 「言語」 に関する基本問題について、 続く 2 つのパート [C] [D] でお話します。
  [E] では、 今日のコミュニケーションをめぐる状況と関連させながら、 示してあるような基本問題について、 可能な範囲で取り上げていこうと思っています。

講義のながれ
A <この講義でお話すること>
 1. 導入的質問 (皆さんの抱えている問題は?)
 2. 皆さんの抱えている問題と人間にとってのコミュニケーションの重要性

B <コミュニケーション行為の基本構造>
 3. コミュニケーション行為の基本構造
 4. 基本用語・基本概念について

C <非言語的コミュニケ−ション>
 5. 非言語的コミュニケーションの特質・意義
 6. ボディーランゲジの要素・形態の特質
 7. 非人体的要素・形態とその意味
D <言語的コミュニケーション>
 8 . 言語記号
 9 . 言語行為・コミュニケーション的行為
 10. 言語と意味の諸層

E <コミュニケーションをめぐる諸問題>
 11. 「聴く」 こと 「話す」 こと
 12. 「聴く」 こと 「話す」 こと以前の問題
(きっかけ、 沈黙等)
 13. 人間にとってのコミュニケーションの意義

学習上の留意点
 友人知人と大いにコミュニケーションをとること。
 自分の経験を振り返り、 対人関係についての問題意識を活性化すること。
 提示する参考文献に目を通し、 対人関係・コミュニケーションについて考えること。

成績評価
 筆記試験による。 講義中の小論文を加味することもある。

テキスト適宜レジュメを使用する。


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