コミュニケーション論 (昼) |
単位数 | 学年配当 | 開講形態 | 教員名 |
---|---|---|---|
2 | 1 | 前期 | 岸 本 晴 雄 |
テ┃マ | コミュニケーションと人間 |
講義のねらい |
「コミュニケーション」 という言葉には、 さまざまな意味があります。 まず [A] では、 この講義が、 2〜10 人程度の 「対人コミュニケーション」 を中心にすること、 そして皆さんがその点で抱えている問題に触れ、 「コミュニケーション」 が人間にとって、 いかに大切なものであるかについてお話します。 つづいて [B] では、 コミュニケーションの基本構造とそれに関する専門用語の基本点を確認します。 そして対人コミュニケーションの 2 つの基本要素である 「非言語」 と 「言語」 に関する基本問題について、 続く 2 つのパート [C] [D] でお話します。 [E] では、 今日のコミュニケーションをめぐる状況と関連させながら、 示してあるような基本問題について、 可能な範囲で取り上げていこうと思っています。 |
講義のながれ |
A <この講義でお話すること> 1. 導入的質問 (皆さんの抱えている問題は?) 2. 皆さんの抱えている問題と人間にとってのコミュニケーションの重要性 B <コミュニケーション行為の基本構造> 3. コミュニケーション行為の基本構造 4. 基本用語・基本概念について C <非言語的コミュニケ−ション> 5. 非言語的コミュニケーションの特質・意義 6. ボディーランゲジの要素・形態の特質 7. 非人体的要素・形態とその意味 D <言語的コミュニケーション> 8 . 言語記号 9 . 言語行為・コミュニケーション的行為 10. 言語と意味の諸層 E <コミュニケーションをめぐる諸問題> 11. 「聴く」 こと 「話す」 こと 12. 「聴く」 こと 「話す」 こと以前の問題 (きっかけ、 沈黙等) 13. 人間にとってのコミュニケーションの意義 |
学習上の留意点 |
友人知人と大いにコミュニケーションをとること。 自分の経験を振り返り、 対人関係についての問題意識を活性化すること。 提示する参考文献に目を通し、 対人関係・コミュニケーションについて考えること。 |
成績評価 |
筆記試験による。 講義中の小論文を加味することもある。 |
テキスト | 適宜レジュメを使用する。 |
(C) Copyrighted 2001 Nihon Fukushi University. All rights reserved.
本ホームページからの転載を禁じます。