法制度と人間 |
単位数 | 学年配当 | 開講形態 | 教員名 |
---|---|---|---|
2 | 1 | 前期 | 森 山 文 昭 |
テ┃マ | 人権と福祉の観点から法制度のあり方を考える |
講義のねらい |
「法」 と聞くと、 思わず校則や体罰を連想する人もいるかもしれません。 しかし、 法には私たちの生活を守ってくれる大事な機能があります。 そして、 日々の新聞やテレビをにぎわすニュース (少年犯罪、 死刑判決、 悪徳商法、 消費者被害、 さまざまな裁判、 等々) も、 何らかの形で法制度とかかわっています。 私たちは、 知らず知らずのうちに法と隣り合わせの生活をしているのです。 この講義では、 私たちの日常生活に密接な関連を有している法について、 具体的な事例を通して理解を深めながら、 人権と福祉の重要性と、 そのための法制度のあり方について、 みんなで考えていきたいと思います。 ビデオも活用し、 法廷傍聴も企画する予定です。 |
講義のながれ |
T ガイダンス 講義の進め方、 法の学び方 U 少年事件 少年法の理念 (保護主義) と厳罰化の是非 V 死 刑 死刑制度の是非 W 司法制度の改革 1 司法制度改革審議会 2 裁判の実情と裁判官の生活実態 3 弁護士の現状と改革の方向 4 法曹一元 5 陪審制と参審制 6 法科大学院 7 冤罪はなぜ生まれるのか 8 被疑者・被告人の人権 X 生存権と福祉 朝日訴訟に見る生存権の実態 *その時々の話題になっているニュースを取り上げて講義しますので、 この順序と内容は変更になることがあります。 |
学習上の留意点 |
毎日の新聞等をよく読み、 問題意識を深めておいてください。 講義中や講義外での質問、 意見表明を歓迎します。 |
成績評価 |
試験の成績を基本としますが、 日常の質問や意見表明をプラスの方向で加味します。 |
テキスト | 使用しません。 講義の都度、 講義要綱 (レジュメ) と資料を配布します。 |
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