生活と環境 (昼)

単位数学年配当開講形態教員名
21前期児 玉 善 郎

テ┃マ人間生活の基盤となる住宅・住環境の現状とあり方

講義のねらい
 住宅・住環境はわたしたち人間が生活していく上で最も大切な基盤である。 しかしわが国においては、 衣食住という言葉の順序にみられるように、 着る物や食べる物に比べて、 住まいは軽視されてきたといえる。 戦後から半世紀以上を経て、 世界的な経済大国に発展したにもかかわらず、 わたしたちの生活の基盤である住宅・住環境の質は決して豊かな状況にあるとはいえない。
 本講義では、 このような問題認識にもとづき、 わたしたちの豊かで快適な生活を支える住宅・住環境のこれまでの発展過程をふまえて、 現状の問題を認識し、 今後どうあるべきかについて理解することをねらいとする。

講義のながれ
 1 . 生活の基盤としての住まいの重要性
 2 . 住まいの発達史 (1)
 3 . 住まいの発達史 (2)
 4 . 住まいの発達史 (3)
 5 . 住まいの発達史 (4)
 6 . わが国の住宅政策の流れ
 7 . 現代の住まいと様々な生活問題
 8 . 欧米の住まいはなぜ豊かなのか
 9 . 高齢者・障害者の生活と住まい
10. 住まいの維持管理
11. 居住の権利について
12. これからの住まい

学習上の留意点
 講義内容を自分の身近な生活環境の問題やあり方と関連づけ、 主体的に学ぶ姿勢が望まれる。

成績評価
 講義への出席状況・受講態度、 期末試験を総合して評価する。

テキスト適宜レジュメを使用する。


(C) Copyrighted 2001 Nihon Fukushi University. All rights reserved.
本ホームページからの転載を禁じます。