英語演習T

単位数学年配当開講形態教員名
22通年小 泉 純 一

テ┃ママザーグースの中の英語

講義のねらい
 今年の英語演習は二つの目標を設定します。 一つは教員の専門分野の一つである英語の子どもの唄 「マザー・グース」 の概説を行うこと。 もう一つは学生の英語の運用能力を向上させることです。
この二つの目標にはつながりがあります。 英語のリズムや強弱などを学ぶ上で、 「マザー・グース」 の唄は大いに参考になります。 アメリカの小学校では国語の時間に 「マザー・グース」 が活用されています。
 子ども時代に接する唄やお話は、 その国の文化の基礎的な部分にあるものです。 基礎がなければ、 その上の部分は不安定になってしまいます。 また、 「マザー・グース」 は大人の文化の中でも機能しているので、 社会的な文脈でどのようにとらえられているかも課題となります。

講義のながれ
前期
1 英語の読み方、 接し方
2 マザーグース概説
3 英語と日本語の音の違い
4 日本人とマザーグース
5 マザーグースを歌う
後期
1 ポップソングの中のマザーグース
2 いろは唄と ABC ブック
3 マザーグースのパロディ
4 マスコミの中のマザーグース
5 マザーグースを演じる

学習上の留意点
 予備登録が必要な科目です。 仮登録だけしておいて、 本登録で放棄することのないようにして下さい。 少人数の科目ですから、 積極的に参加すること。

成績評価
 マザーグースに関するレポートと、 英語での発表 (マザーグースを歌う、 演じるなど) によって行います。

テキストIona and Peter Opie 『The Puffin Book of Nursery Rhymes』 Puffin Books


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