国際経済

単位数 学年配当 開講形態 教員名
4 2 前期 毛 利 良 一

テ┃マ グローバリゼーションを考える

講義のねらい
 経済のグローバル化がすすみ、 私たちの食う、 寝る、 遊ぶ……のさまざまな営みは、 諸外国の人々の経済活動の協力なしに成り立たなくなっている。 アメリカの株価の騰落は、 日本の景気や円相場に影響を与え、 日本企業の海外投資はアジア地域の成長にも影響を与えずにはおかない。 この授業では、 日々のカレント・トピックスにも留意しながら、 国際経済の基礎理論、 第 2 次世界大戦後の世界経済の構造と動態、 グローバル経済化の進展に伴う諸問題を考察する。

講義のながれ
 1- 2  第 2 次世界大戦後の世界経済システム
 3- 4 IMF と世界銀行
 5- 6 世界貿易の展開と GATT、 WTO
 7- 8  日米経済摩擦の変容
 9-10  国際投資と多国籍企業
11-12  南北問題:歴史・展開・現状
13-14 80 年代債務危機
15-16  中南米の構造調整と民営化
17-18  ロシア・中東欧の市場経済移行
19-20 アジアの経済発展と 97−98 年経済危機
20-21 国際金融システム改革
21-22  EU 統合
23-24  アメリカの復権と日本の位置

学習上の留意点
 新聞の経済記事を読もう。
 テレビの国際経済ドキュメンタリー番組を見よう。
 授業中の質問・討論を歓迎します。

成績評価
 出席 30 点+中間レポート 20 点+最終試験 50 点

 

テキスト 毛利良一 『グローバリゼーションと IMF・世界銀行』 大月書店、 2001 年


(C) Copyrighted 2001 Nihon Fukushi University. All rights reserved.
本ホームページからの転載を禁じます。