健康と生涯スポーツⅡ	単位数	学年配当	開講形態
健康と生涯スポーツⅡ	4	2	半期＋集中開講

クラス	種　目　名	曜　日・時　限	担　当　教　員
005	ウォーキング	水曜日 4 限・後期＋集中	山　根　真　紀
授業の内容・ねらい		授業の流れ・その他
｢1 日一万歩｣歩くことが健康を維持していくために必要な運動量であると聞いたことがあると思う｡その根拠は何か､どのように歩くのか､どれくらい歩くのか､というように､人間にとって基本的な動作のひとつである｢歩く｣ことを科学的に考え､かつ実践してみることがこの授業の 1 番目のねらいである｡そのための方法として､心拍数や歩幅､歩くスピードなどを計測し､自分に最も合ったウォーキングを見つけ出すことが必要である｡ 2 番目のねらいは､この授業で 100km歩くことである｡毎回の授業で歩いた距離を記録し､最終的に目標である 100kmを超えることが課題である｡自然の中を仲間と一緒に楽しく､颯爽と歩きましょう｡		初めに正しい歩き方の基本と歩くための準備運動としてのストレッチングを学習する｡その後歩幅､歩行速度と心拍数の測定を行い､自分にあったウォーキングスピードを確認していく｡｢歩く｣時間を徐々に長くし､スピードを上げる｡一人で歩くばかりでなく､同じペースの人とペアウォーキングやグループウォーキングで楽しく歩いてみる｡集中授業では､自然を楽しみながら学外のハイキングコースを歩いてみましょう｡講義では､ウォーキングの生理学的な特性について学習し､手軽にできる健康法としてのウォーキングを科学的に考えるための知識を身につける｡
テキスト

クラス	種　目　名	曜　日・時　限	担　当　教　員
006	太　極　拳	集中＋水曜日 4 限・後期	小　野　昌　子
授業の内容・ねらい		授業の流れ・その他
太極拳は誰にでも親しめる体にやさしいスポーツです｡その一方､中腰で行う動作により足腰が鍛えられ､体力向上にも効果的な全身運動です｡この授業では､最もポピュラーな｢簡化 24 式太極拳｣の習得を目指します｡太極拳運動は手足の動きに加え､重心移動やバランス等､常に身体の協調性を意識しながら行うため､高度な集中力が必要です｡　太極拳は練習を積み重ねる程に技は磨かれ､また､内容も奥深いため､焦らず根気よく続けていくことが大切です｡ですから､太極拳を単に健身法として捉えるのではなく､深い意味を追求しながら自らを高める生涯スポーツなのだと認識することが重要なのです｡		＜後期＞　授業の流れは､まず柔軟・ストレッチを中心とした準備運動を行い､中国武術の基本功も取り入れながら体力づくりをする｡毎回､太極拳基本動作の反復練習と復習を行ってから新しい動作を学習する｡授業では､中国の哲学､思想､陰陽五行学､護身法等の内容も交えながら進める｡＜集中＞　いわゆる中国武術は､太極拳の他にも数多くあり､中国武術の基礎ともいえる｢長拳｣を体験したり､その他の種目を紹介する｡中国武術の歴史や発展過程､芸術性､競技､実戦等､ビデオ鑑賞も交えながら講義を行う｡
テキスト
張成忠『簡化二十四式太極拳』朝日新聞名古屋本社編集制作センター､ 1998 年