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| 社会学Ｂ |
| 単位数 | 学年配当 | 開講形態 | 教員名 |
|---|---|---|---|
| 2 | 1 | 前期 | 山 口 宏 |
| テ┃マ | 現代社会の諸問題と､ 個人・他者・共同性 |
| 講義のねらい |
| いま私たちが生きている社会は､ いろいろな問題を抱えています｡
自己の存在感が希薄になっていたり､ 家族や学校といった制度が揺らいでいたり､ などです｡ 社会の方向性がみえなくなっているようにも感じられます｡
そうした問題を ｢社会学｣ が解決してくれるわけではありません｡ ですが､ 社会学というのは､ 世の中をいろいろな角度からとらえるためのメガネのようなものです｡ 人間関係のあり方や､ 人々がもっている価値観を､ いわば ｢斜めからみる｣ ことによって､ 問題がつかみやすくなるはずです｡ 問題をよりみえやすくするということは､ 問題の ｢答え｣ ではありませんが､ 自分で答えを出すための ｢地図｣ となるでしょう｡ そのような､ ものの見方を広げていく授業にしたいと思います｡ |
| 講義のながれ |
| 1． 社会学という見方 2． 現代のコミュニケーションと自己 3． 身体性と自己 4． 現代宗教と自己 5． 家族のかたちと共同性 6． 感情労働 7． 消費社会と大衆社会 8． 差別の構造 9． 情報化とメディア このようなテーマを 1〜2 週ずつ扱っていきます｡ 要望によって変更することもありえます｡ |
| 学習上の留意点 |
| 暗記をしようとする必要は､ まったくありません｡ 毎回､ 流れをまとめたレジュメを配って進めていくので､ 忙しくノートをとる必要もありません｡ そのかわり､ 柔軟な頭と幅広い関心をもって聞いてみてください｡ |
| 成績評価 |
| 基本的には期末の試験によりますが､ 授業のなかで行うミニレポートも考慮します｡
|
| テキスト | 使用しません｡ |
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