社会福祉方法各論T |
単位数 | 学年配当 | 開講形態 | 教員名 |
---|---|---|---|
4 | 3 | 通年 | 石 河 久美子 |
テ┃マ | 直接援助の理念と実践方法−グローバルな視点から |
講義のねらい |
本講は、 社会福祉援助技術の中でも、 直接的にサービス利用者 (クライエント)
に働きかける直接援助技術の理念と実践方法を学ぶことを目的とする。 直接援助技術は、 個別援助技術 (ケースワーク) と集団援助技術 (グループワーク) に代表されるが、 おのおのの概要を理解し、 これらの援助を行なう上で必要な基礎知識を修得していく。 その際、 具体的な事例を活用することによって、 理論を身近なものにひきつけていく作業を行う。 また、 日本のみならず欧米やアジア諸国におけるソーシャルワークの現状や、 異なる文化におけるソーシャルワーク実践の取り組みについても紹介する。 |
講義のながれ |
1 はじめに/社会福祉における直接援助技術の役割 2 援助者の役割/価値と倫理 3 ケースワークと面接 1 4 ケースワークと面接 2 5 ケースワークとの展開−情報収集とアセスメント 6 ケースワークの展開−介入 7 ケースワークの展開−評価と終結 8 伝統的ケースワーク理論 9 主なケースワーク理論と実践−行動療法 10 主なケースワーク理論と実践−危機介入 11 主なケースワーク理論と実践−課題中心 12 近年のケースワーク理論の動向/まとめ 1 人間存在と集団 2 グループワークの理論と原則 3 グループワークの展開−準備期と開始期 4 グループワークの展開−作業期 5 グループワークの展開−終結期 6 さまざまなグループワーク 7 家族療法 8 記録とスーパービジョン 9 文化に根ざしたソーシャルワークモデルとは 10 異文化間のソーシャルワーク 1 11 異文化間のソーシャルワーク 2 12 まとめ |
学習上の留意点 |
積極的、 主体的な授業参加を期待する。 質問を歓迎する。 |
成績評価 |
前期末レポートおよび学期末試験により評価する。 |
テキスト | 川田誉音・岡村正幸編 『個別援助の方法論』 みらい |
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