社会科教育論 |
単位数 | 学年配当 | 開講形態 | 教員名 |
---|---|---|---|
2 | 3 | 後期 | 三 輪 昭 子 |
テ┃マ | 21 世紀の社会科を担当する教員に必要な基礎および実践力を育てることを目標とする |
講義のねらい |
本講義は 「社会科教育論」 という名称であるが、
社会科教育を理論的に解明するためのものではなく、 社会科教育の実践を学ぶ方法論を内容の中心とする。 同時に、 講義だけの一方的なものでなく、 双方向のものにし、 また受講生同士の交流を考え、 定期的に意見交換の時間を設定する。 これは、 講義ごとに設定するテーマを自分の問題として考え、 表現する機会を受講生に与えるためである。 以上の活動を通して、 2002 年から本格的に導入となる 「総合的学習」 をも視野に入れ、 21 世紀の教育に携わる人間としての教養を得てもらいたい。 意見交換の場を設定したことの意味は各受講生が多様性を受容し、 様々なアイデアを形にできるようになることを望んでいる。 |
講義のながれ |
1 . 社会科という教科の特性 2 . 社会科教育史 3 . 学習指導要領と教科書 4 . 地理的分野を考える 5 . 地理教育における課題 6 . 歴史的分野を考える 7 . 歴史観と愛国心 8 . 歴史教育の課題 9 . メディア・リテラシーと視聴覚教材 10. 国際理解教育と環境教育 11. 公民的分野を考える 12. ジェンダー・フリーと人権 13. 公民学習の課題 |
学習上の留意点 |
受講生同士の意見交換の場を設定するので、 積極的に交流して欲しい。 また、 各課題に対する個人の意見をまとめる時間を自分で作り、 まとめる習慣をつけること。 附属図書館にある講義関連図書を活用して欲しい。 |
成績評価 |
出席状況、 各講義内での課題提出、 受講生間の意見交換活動、 そのまとめ整理、 期末テストを総合的に評価する。 |
テキスト | 魚住忠久、 山根栄次他 『21 世紀 「社会科」 への招待』 学術図書出版社 |
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