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日本福祉大学・知多市社会福祉協議会・NPO法人なでしこの会
合同企画2013
「長期・年長ひきこもりの現状と支援を考える(パート2)
−私(たち)の実践と考え方−」を開催します

開催を終了しました。

今、各地の支援現場で、また各地の親の会において、「長期・年長ひきこもりの支援」が大きな課題になっています。
私たちは、2013年3月17日に、この問題をテーマに「パート1」に当たる講演とシンポジウムを実施しました。秋田県藤里町社会福祉協議会の菊池まゆみさんの熱のこもった講演は今も記憶に新しい思いがします。なでしこの会(親の会)の大脇正徳さん、愛知県精神保健福祉センターの森祐美子さん、愛知県社会福祉士会の高橋知己さんの報告は、それぞれ長期・年長のひきこもり理解と支援に道筋をひらくものでした。その後も長期・年長ひきこもり問題は、各方面で、注目されています。
東京都町田市の2012年の調査では、「20歳代が37.8 %、30歳代が31.1%と多かったものの、40歳代が17.8 %、50歳代以上も13.3%と、40代以上が3割超を占め、高年齢化の傾向がくっきりと浮かび上がった」と報道されています。関係者は、「もう少し早い段階で、支援体制が組めると、20年、30年と引きこもらなくても済むのではないか」と語っています。
私たちもこの問題をさらに深く学びたいと思います。そこで、今回の「パート2」としての合同企画のねらいを、次の4点 ①精神保健福祉分野の実践から、ひきこもり以外の精神障害者への長期(伴走型)支援について学ぶ ②長期・年長のひきこもる人の状態像や本人家族の現状を学ぶ ③長期・年長のひきこもる人の長期間(年月)(伴走型)支援を学ぶ、−親子関係、家族関係の調整・支援にも目配りをする− ④長期・年長のひきこもる人への長期的な生活支援のための指針を考える として、大いに学び合い語り合いたいと思います。
私たちの企画に、広く関係者の皆さまのご参加を心よりお待ちしています。

概要

◆日時

2013年10月14日(月・祝) 10:00〜16:00

◆場所

日本福祉大学名古屋キャンパス 北館8階

◆定員

100名

◆参加費

1,000円(当事者家族は1家族1,000円)

◆締切

10月10日(木) ※当日参加可能

◆参加申し込み

日本福祉大学 心理臨床研究センター
FAX:052-242-3056 メール:shinri_kouza@ml.n-fukushi.ac.jp

開催を終了しました。

◆お問い合わせ先

NPO法人なでしこの会(フレンドシップなでしこ)
TEL:052-882-1119

プログラム

10:00

12:00
<午前(講演会)>

「精神障害者の長期・伴走型支援の考え方と実践」
講師:一ノ草病院 石黒千花氏(精神保健福祉士)

13:15

16:30
<午後(シンポジウム)>(演題とシンポジスト)

① NPO法人・民間支援団体における長期・年長ひきこもり支援
  〜親の会に集う会員の実態・問題・課題、実際の支援について〜

  発表者:NPO法人なでしこの会 熊倉純一氏(社会福祉士)
②長期・年長ひきこもりの理解と支援方法論
  〜心理臨床相談室(日本福祉大学)での実践から〜

  発表者:日本福祉大学 心理臨床研究センター 竹中哲夫氏(臨床心理士)
③公的支援機関(精神保健福祉関係)における長期・年長ひきこもり支援
  発表者:一宮保健所 健康支援課 新屋一郎氏(精神保健福祉相談員)    

  コーディネーター  知多市社会福祉協議会

会場案内

◆日本福祉大学 名古屋キャンパス会場 交通案内
  • JR「名古屋」駅より、中央本線「中津川」行き乗車「鶴舞」駅下車、徒歩2分。

  • 地下鉄「名古屋」駅より、東山線「伏見」駅乗換鶴舞線「鶴舞」駅下車、徒歩2分。

※会場には駐車場がございません。車でお越しの際には近隣の有料駐車場をご利用ください。

日本福祉大学 名古屋キャンパス住所
〒460-0012  名古屋市中区千代田5-22-35

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