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認知症啓発をテーマに開発されたカルタが知多市の小学校で活用されました

2019年01月15日

 社会福祉学部の学生により開発された認知症啓発をテーマとしたカルタが、知多市内の小学校における認知症教育で採用されることとなりました。 初めてとなる取り組みが2019年1月9日に知多市立新知小学校で開催され、4年生およそ90人が参加しました。

 カルタを開発した学生たちは、社会福祉学部2017年度開講科目「地域研究プロジェクト(※1)」内の1プロジェクトである「認知症啓発プロジェクト(指導教員:斉藤雅茂社会福祉学部准教授)」を履修した4人です。プロジェクトではこれまでにも、認知症の啓発活動(①認知症学習アプリを認知症の人と家族の会愛知県支部監修のもと開発②ケアラーズカフェや高齢者サロンの活動に参加③ヤングケアラーの実態調査⑥認知症をテーマにしたゲームの開発⑦啓発紙芝居やカレンダーの開発、以上①~⑦を家族会やユニーグループの協力を得て同店舗や高齢者サロン等で展開)に取り組んできました。カルタの開発がマスコミ各社で広く報道され、学童保育所や福祉施設等での利用が広がるなか、本学と包括連携協定を結ぶ知多市が、同市における認知症の啓発に向けた取り組みの一つとしてカルタの活用を決めたことがきっかけとなり、新知小学校の総合的な学習の時間の一単元を利用して初めて行われました。

 カルタ会を始めるにあたり、知多市高齢者相談支援センターの担当者から認知症の特徴やその対応法をカルタの絵札を見せながら説明していきました。その上で、認知症の方が抱く不安な気持ちを察して笑顔で優しく声をかけるなど、一人ひとりができる範囲で支え合っていくことの大切さを子どもたちに語りかけました。そしていよいよカルタ会です。3~4人が1組で行われ、学生が札を読み上げていきました。児童らは頭上に両手を置きながら絵札を見つけると、競うように取り合う姿が見られました。そして、取った絵札を確認してその意味を理解しようとしていました。カルタ会が終わり、教員が感想を求めると多くの子どもたちが手を上げました。「おじいちゃんが認知症になった時の接し方がわかって良かった」「ぼくのおじいちゃんは認知症です。自分なりに優しくしていたけど、カルタでの勉強を通じてもっと優しくしたいと思った」「認知症のことがカルタを通じて楽しく知ることができたので良かった」などの感想が寄せられました。

◆学生たちも児童らと一緒にカルタを楽しみました

 カルタを開発した学生で、社会福祉学部3年の駒形和泉さんと小木曽茜さんは、「カルタを開発する時点から小学生に広く活用してもらいたいと考えてた。プロジェクトが終了してからも草の根の活動が広がり、知多市の小学校が授業の一環で使用してくれたことに、とても驚いている。児童たちがカルタを楽しむ姿や実践した感想を直接聞くことができてうれしかった。子どもたちにとって“ふくし”が身近なものになってくれれば」と感想を話しました。

※1:社会福祉学部における地域研究プロジェクトは2017年度を最後に閉講しましたが、認知症啓発プロジェクトは2年生を対象とした正課科目「フィールド実践演習」内の1プロジェクトとして継続しており、現在、絵本や双六などの啓発ツールを開発しています。

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