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セルプ・アゼーリア(愛知県美浜町)利用者の余暇支援企画が実施されました

2018年12月28日

 社会福祉学部の2年生7人が2018年12月22日(土)、社会福祉法人みはま福祉会セルプ・アゼーリア(愛知県美浜町)で、利用者の余暇支援企画を実施しました。

 活動に参加した学生たちは、社会福祉学部正課科目「フィールド実践演習(担当教員:浅原千里准教授)」を履修する学生たちです。同演習は2年生が全員履修する科目で、1年次で学んできたことを基盤としながらより学びを深化させるとともに、3年次からはじまる社会福祉専門演習に向けて、より専門的かつ実践的に学んでいくものです。学内での文献学習はもちろんのこと、地域での活動への参加や外部機関への施設を訪問を行いながら、社会福祉学部の各専修における専門性に基づいた体験型学習であることが特長となっています。浅原クラスは『「障害」のある人の生活を支援するソーシャルワーク』をテーマに、みはま福祉会にご協力をいただきながら学びを深めています。

 学生たちは、みはま福祉会が運営する生活介護事業所セルプ・アゼーリアで利用者の平日活動の様子を知るために、利用者の方々と一緒に作業や日中活動を行ない、食堂で昼食をともにしました。また、余暇企画を考えるにあたり、美浜町における障害者の余暇支援サービスの状況について調べ学習をしたところ、美浜町内でサービスを行っているのはセルプ・アゼーリアを含めた3ヶ所であることがわかりました。余暇支援サービスを必要とする方は多い一方で、サービス提供側の事情として、休日に支援体制を組むことが難しいことや、障害者の高齢化や個別対応の必要な方が増加しているなどの理由で、それぞれのニーズに即した余暇支援を行うことが難しい状況であることを知りました。そこで、利用者一人ひとりにとって思い出に残るような楽しい一日を一緒に過ごしていただくことを目的に、約2時間のレクリエーションを企画することになりました。本学の教員など障害者レクリエーションに詳しい方々からも助言をいただき、誰もが楽しむことのできる活動であることを大切にしました。利用者の中にはゆったりと楽しみたい方、体をたくさん動かしたい方などさまざまな方がいます。時間に縛られず、誰もが自分のペースで楽しむことができ、その人らしさが存分に発揮できるような自由度の高いレクリエーションとなるように工夫しました。

 当日は、27名の利用者が参加して、コップ探し、マラカス作り、ダンスの3種類のレクリエーションを実施しました。コップ探しは、机に4色の紙コップをバラバラにおき、その紙コップを色ごとに重ねて仕分けてもらうゲームです。仕分けた紙コップをカゴに入れるまでの時間の速さを競いました。次に、ペットボトルの中に小豆を入れ、各自が絵を描いた画用紙をペットボトルの周りに貼ってオリジナルのマラカスを作りました。そして、DA PUMPの「U.S.A」とモーニング娘。の「ラブ・マシーン」に合わせて自由にマラカスを振ったり、踊ったりしました。そのほかにも「ひょっこりひょうたん島」の曲に合わせた簡単な振り付けをレクチャーして、一緒にダンスを楽しみました。利用者は若い方から高齢の方まで幅広く、皆さんにどれだけ楽しい時間を過ごしていただけるか不安もありましたが、3種類のプログラムを用意したことで、それぞれの好みや体調に合わせて無理なく楽しんでいる様子が見られました。最後に、利用者の方々から学生たちに向けて「とても楽しかった」「準備してくれてありがとう」「あぜーりあ祭りにも来てください」などと言葉をかけていただき、メンバーも感激していました。

 参加した学生は、「レクリエーションの司会進行は初めてで緊張したが、自分なりに精一杯やった」「さまざまな方たちが楽しめる企画を考えるのが難しかったが、自分たちも利用者さんたちと共に楽しい時間を過ごすことができた」と感想を話しました。セルプ・アゼーリア相談支援専門員の高野斉氏からは、「成人障害者の余暇支援は移動支援などを通して個別に行うのが望ましいが、現状では全てのニーズに対応するのは困難である。幅広い年齢層の人達が同じように楽しむことのできるレクリエーションは難しかったと思うが、企画者の学生自身が楽しめることが大切。その雰囲気は今日の参加者にも伝わっていたと思う」とねぎらいの言葉をいただきました。

【浅原千里社会福祉学部准教授のコメント】

 利用者の方々はレクリエーションにさまざまな反応を示されましたが、皆さん思い思いの形で楽しんでおられる様子でした。1つのゲームを何度も繰り返したことで、参加者がルールや要領を理解することができゲームが次第に盛り上がりました。マラカスの小豆は大粒のものを用意したことで、手先のあまり器用でない方もつまんでペットボトルの中に入れることができました。みんなで楽しむ活動には、こうした工夫や配慮も必要です。

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