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学生が開発した認知症啓発カルタの活用法が検討されました

2018年07月23日

 社会福祉学部では斉藤雅茂准教授を担当教員に、認知症啓発プロジェクトが展開されています。同プロジェクトに昨年度参加し、認知症の啓発する目的で開発された「にっぷくにこにこカルタ」を開発した学生4人が、知多半島内で“ひと・こと・もの”のつながり作りを目ざす「ちたざっくやろう会(知多市)」からの招きを受け、その活用法を検討する取り組みが7月22日に知多市勤労文化会館で行われ、一般市民など約20人が参加しました。

 同プロジェクトは認知症の啓発活動を目的に、認知症の人と家族の会愛知県支部監修のもと、ゲームアプリや子ども向けの各種ツールの開発、高齢者サロンの活動への参加などに取り組んできました。また、同家族会やユニーグループによる支援のもと啓発活動を行い、開発したツールの試行等にも取り組んできました、2016年度に開発した認知症をテーマにした紙芝居や2017年度に開発した認知症啓発カルタなど、多くのツールがテレビや新聞等からの取材を受けるなど、社会的なインパクトを残してきました。今回の企画は、新聞報道で認カルタの存在を知った本学の市民研究員(※1) からの招きを受けて実施されたものです。

 学生たちは、認知症啓発カルタを制作するきっかけや工夫した点などを説明したのち、参加者全員でカルタを体験しました。最初は遠慮気味だった参加者たちでしたが、進行するにしたがい、次第に童心に帰ったかのような表情を見せはじめました。絵札を手に取るたび、大きな拍手と歓声がおこりました。絵札が数枚になってくると、フライングを防ぐ目的で両手を頭の上にのせるルールが新たに設けられるなど、会場は熱気に包まれました。終了後には、カルタの感想や改善点、活用法を全員で話し合いました。参加者からは、着眼点や絵の表現力の高さが評価されたほか、自らが主催する団体でも試行してみたいなどの感想が寄せられました。また学生たちも、自らが体験することで見えてきた課題がいくつかあったようで、その改善が報告されました。

 社会福祉学部3年の天野歩未乃さんは、「カルタの制作にあたり、認知症に対する誤解を招かないような言葉の言い回しや、絵札のデザインなど一つひとつを議論しながら進めてきた。“ら行”をはじめ、特定の文字列から始まる読み札作りは難しく、多くの時間を割く結果となった。認知症をイメージする言葉を使わなかったことは、こだわったところ。このカルタが世代を超えて多くの方々に使っていただくことで、認知症を啓発するきっかけになってくれれば」と感想を話しました。

◆学生たちはマスコミからの取材にも応じました

(※1)日本福祉大学は2014年に文部科学省「地(知)の拠点整備事業」に採択を受けました。2015年度から、公募により採択された市民研究員や本学教員がそれぞれのテーマを設定し、1年間、地域課題の解決に向けた研究活動に取り組む活動を行っています。 住民視点から具体的な地域課題を明らかにし、その解決の道筋を探求する調査や活動に対して支援を行う制度です。調査や活動およびその成果の社会還元をとおして、よりよいまちづくり(ふくし社会の構築)に寄与することを目的としています。

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