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公務員育成チャレンジプロジェクト~練ってきたアイデアを地域の関係者に報告しました

2018年07月20日

 社会福祉学部行政専修(専修長:末盛慶社会福祉学部准教授)では、同専修の1年生を主な対象とした「公務員育成チャレンジプロジェクト」を立ち上げました。これまでに練ってきたアイデアを地域住民などを招いて報告する目的で、第4回目のプログラムが7月19日に美浜キャンパスで開催されました。

 行政専修は社会福祉学部改組に伴い、2017年に開設されました。本専修は、人々が安心して豊かな生活を送るために必要な政策の立案・遂行能力を養い、国家公務員・地方公務員の行政職や福祉職、家庭裁判所調査官・保護観察官などの国家公務員専門職を担う人材を養成しています。このプロジェクトは、県・市・町の行政担当者が仕事の内容や抱える課題の一端を披露し、学生たちと共有するだけでなく、その解決に向けて学生たちがグループワークを行い、幾度かのフィードバックを経て提言(提言は11月)としてまとめていくものです。一連のプロセスの経験により、参加した学生が公務員を目ざす理由を明確にし、主体的な学習姿勢を醸成し、日本の地域社会に貢献することの意義を理解することを目的としています。これまで実施されたきたプロジェクトでは、愛知県・東海市・美浜町の担当者から、それぞれが抱える課題を5つ提示いただき、学生たちはその解決に向けて調査やディスカッションを行ってきました。今回は、これまでの成果をサービスを受ける立場である地域住民を前に報告し、必要な視点などをフィードバックしてもらうことで、より具体的な提案の実現を目ざして行われました。

 報告は県・市・町に分かれて実施されました。美浜町の報告会では、提示された課題のうち4つ(①美浜イルミネ―ション②地域資源を活かした地域ブランドの開発と情報発信③知多奥田駅周辺のまちづくり④美しいまちをつくろう~ゴミの出し方~ )に関して、学生たちが提案を行いました。それぞれの提案は、これまでの事例や調査結果を反映しており、見ごたえのあるものばかりでした。それを受けて地域住民からは、より具体的な助言が学生たちに伝えられました。

美浜イルミネーション

学生からの主な提案 桜と雪による和をイメージしたイルミネーションとした上で、同町のイベントでも使用されている竹灯籠の再活用やSNSへの掲載を狙ったフォトスポットの制作、参加型アトラクションの実施、地元キャラクターの活用などが提案されました。
地域住民からの主な意見
  • 竹燈篭の活用は面白いが、世代を超えて楽しめる工夫やバリアフリー整備を整理する必要がある。
  • イルミネーションの企画は初回のみ参加したことがあるが、それ以降参加したことがない。交通の問題を解決する必要がある。
  • 桜を活用するとあるが、美浜町のシンボルであるツツジのほうが良いのではないか。

地域資源を活かした地域ブランドの開発と情報発信

学生からの主な提案 商品として適さない地元産のミカンや、エイやツメタガイを活用した商品開発を、知多半島在住のYouTuberとともに行うことが提案されました。また美浜町内で生産されている知多牛の活用なども合わせて提案されました。
地域住民からの主な意見
  • 地元産のミカンを使った商品開発は面白い。より具体的なアイデアを期待している。
  • ツメタガイのイメージは個人的にはあまり良いものではない。商品開発の折には多くの方に試食をしてもらえるような仕組みを考えたほうが良い。
  • まちの特産品にする以上は、地元への認知が欠かせない。その方法についても考えてほしい。

知多奥田駅周辺のまちづくり

学生からの主な提案 駅前に陸上競技場の設置が予定されており、駅から競技場までを直接つなぐ誘導が必要であるとともに、駅の外見・内見・トイレなどの整備であることが説明されました。また陸上競技に興味のない観光客でも駅に足を運んでもらえるような具体的な事例に触れたうえで、駅に世代を超えて交流できるようなスペースの確保のほか、自然を活かした体験型宿泊施設の設置、観光協会のSNSによる情報発信などが提案されました。
地域住民からの主な意見
  • それぞれの施策に対して必要となる予算に関して言及する必要がある。
  • すべての世代が使用できるというコンセプトは素晴らしい。
  • 美浜の特色を生かした差別化できる施設を考えてほしい。

美しいまちをつくろう~ゴミの出し方~

学生からの主な提案 美浜町民1人あたりが1日に出すゴミの量が、愛知県にある54自治体のうちゴミの量が少ない順に並べて 51番目であることが紹介された上で、分別数を増やすことでリサイクル可能なものを増やせるのではないかと説明しました。その上で、指定時間外のゴミ捨てを防ぐ目的で、現在の囲い型のゴミ捨て場からのネット式への変更や住民参加のゴミ問題解決に向けた啓発活動が必要と提案しました。
地域住民からの主な意見
  • データを基に説明しており非常に分かりやすい。
  • 美浜町のゴミが何故多いのか、それを調査する必要がある。
  • 囲い型のゴミ捨て場からの変更は納得できるが、同じような事例があるのではないか。
  • 子どもたちへの啓発も欠かせない。その点に関して言及してほしい。

 報告会に参加した地域住民からは、「学生だからできる柔軟な発想が多く見ごたえがあった。住民全てが活用できることは提案するうえで欠かせないことだ。実現することがゴールではなく、そこからがスタート。中長期的に続くものであるという視点も忘れないようにしてほしい」と感想を語りました。社会福祉学部行政専修1年の岸航平さんは、「幅広い方が利用できることをコンセプトに提案した。美浜町で1人暮らしをスタートさせてからあまり時間が経っていないからこそ、提案できることがあると考えている。今回いただいた助言を参考にしながら自らの足を使って調査を行い、より具体的な提案を積みあげていきたい」と感想と抱負を話しました。

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