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英比保育園児と釘うちトントン船作りを行いました

2017年8月2日

 子ども発達学部江村和彦准教授(専門分野:幼児造形・教科教育学)と同ゼミナールに所属する3年生10人が、阿久比町立英比保育園の年長児24人と、釘うちトントン船づくりを7月31日に同園で行いました。

   ◆ノコギリの引き方を園児に説明する「大工ボランティア」の皆さん(右)

 江村准教授は、知多半島5市5町の保育士を対象とした研修会に講師として参加し、取り組みを紹介したことがきっかけとなり、阿久比町や美浜町の保育所や幼稚園での造形教室を定期的に開催しており、英比保育園とはこれまでにも、造形教室やバルーン作りを行うなど学生を交えた交流を続けてきました。今回の企画は、英比保育園の園児と定期的な交流を行っている阿久比町内で活動するグループ「大工ボランティア」が木材を使った船作りを行うにあたり、江村准教授に参加を呼びかけたことがきっかけとなり開催されました。

 船作りは子どもたちがノコギリで木材を切ったり、金づちを使った釘打ちを行う本格的なもの。開始前に学生たちは、木工ボランティア担当者から、工具の取り扱いに関する注意点などの説明を受けて園児たちと作業を始めました。まずはノコギリ引きです。木材には切る場所に墨線が引かれており、園児たちは学生やボランティアのサポートを受けながら、刃先をあてがい切っていきます。作業前はニコニコしていた子どもたちも、まっすぐに切りたいという思いからか、真剣な顔つきに変わっていきました。切断した木材にやすりをかけた後は、印を付けた場所に上に2センチほどの釘を打ちこんでいく作業です。子どもたちは学生から金づちの扱い方を教わりチャレンジしますが、上手く釘が入っていきません。その様子をみたボランティアが、少しだけ釘を刺した状態で作業するよう促してみると、徐々に真っすぐ打ち込めるようになりました。慣れない作業の連続に、園児たちは手の疲れを訴えましたが、その手をブラブラさせて学生と笑い合う姿が見られました。

 最後に、マジックでデザインを施しオリジナルの旗を立てて完成した船は、どれも個性あふれるものばかり。作った船をビニールプールに浮かべてみることにしました。園児たちは船作りを行う前、「木材は水に浮くが釘は沈む」ことは知っていましたが、今回の船作りは、「釘を打った船(木材)は水に浮くか」を試す目的も含まれていました。プールにそっと浮かべてみると、船は気持ちよさそうに浮いています。始めは驚き喜んでいましたが、「波をおこしてみたら沈んじゃうのかな?」という声がきっかけで、プールを激しく動かし始めました。大きく波打つなか船は沈むことはありませんでしたが、跳ねかえった水が園児の顔にかかると大喜び。ほかの子どもたちも一緒になってプールを動かし、ずぶ濡れになりながら楽しそうに遊んでいました。

 子ども発達学部3年の藤本歩望さんは、「園児たちにとっては難しい作業のようだが、手助けをすることで上手く船を作ることができた。今回の船作りは、過去に活動した粘土遊びとは異なり工程が決まっているため、手助けをするタイミングが難しかった。今後も多くの実践を重ねて、子どもや現場の保育士と関わることで多くを学んでいきたい」と感想を語りました。また江村准教授は、「今回はこれまでのようにゼミナールによる企画ではなく、地域のボランティアの企画に連携して参加したもの。地域の方と保育園との関わり知る良い機会になったと思う。子どもたちにとっては、ノコギリや金づちを扱うことで得られた達成感を味わってもらうこと、そして学生たちには同じ作業であっても、地域性や子どもたちの年齢によって反応が異なることを理解することが大切だと考えている。これからも異なる多くの場所で、子どもたちや現場の保育士と関わりをもってほしい」と話しました。

◆園児、ボランティア、保育士、学生たちと記念撮影(左)、江村ゼミ3年生のみなさん(右)

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