MENU

臨床心理ユニット

精神医学Ⅰ・Ⅱ

大饗 広之 教授
(おおあえ ひろゆき)

 「なぜ人の目がこれほど気になるのだろう」って思ったことはありませんか。最近、学生食堂でも周囲の目が気になって一人では食事がとれないという若者も増えていますが、「まなざし」は精神医学にとっても重要なテーマの一つです。たとえば、もしあなたが「自分だけを・すぐに・全部」受け入れてくれるまなざしをいつも必要としていて、それがなければ「見捨てられている」と感じているなら、自己愛、ないしは境界パーソナリティなどを疑わなければなりません。あるいは人と目を合わせるときに、いつも自分の目が相手にどう映っているのかが気になるようであれば、正視恐怖(対人恐怖の一種)も考えてみなければなりません。いまやSNSの網の目が張り巡らされて、いつも周囲からの視線にさらされる時代です。女性ならば、一人で夜道を歩いていても背後から誰かにみられている気がする、さらには「もう一人の自分が頭のなかにいる」などと感じることがあるかもしれませんが、それがあまり極端になると、人格モードの多元化(解離)なども疑わなければならなくなります。精神医学の授業のなかでは、いろんな観点から心の疾患について学ぶことを通して、心理カウンセリングへの応用を考えていきます。

最新情報は大学サイトや公式SNSでも配信!

新しい情報が追加されましたら、日本福祉大学公式サイト、
または日本福祉大学公式SNSでも配信していきます。