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お知らせ

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第64回愛知県私学弁論大会 優勝おめでとう
題名:「知った責任」 弁士:3年 門脇 未羽

2016年11月29日 NEWS

 第64回愛知県私学弁論大会が、11月10日(木)、岡崎市民会館で開催されました。中学校は16校、高校は30校から代表の弁士が出場し、それぞれの思い・主張を熱弁しました。
 本校からは3年生の門脇未羽さんが、「『知った責任』」と題して弁論を行いました。門脇さんは、3年間和太鼓部で活躍することを通して、二度、東日本大震災の被災地である福島県川俣町木屋地区を訪問する機会を得ます。この地区は福島第一原発の事故により、立ち退きを強いられたところでもあります。彼女は「被災地の皆さんを励ましたい。」と被災地での演奏に懸命に取り組みます。その経験の中で、川俣町の人々の胸に強く、そして深く潜む苦しみや怒り、先の見えない生活の中でそれでも歯を食いしばって生きようとされている「明日への思い」を知っていくことになります。震災から5年の月日が立ち、仮設住宅が取り壊され、公営住宅への移住が始まろうとしている現実にも目を向け、被災地の人々の暮らしがどのようになっていくのかを考えます。その現実や苦しみを「知った責任」を自分も背負い、これからどのように生きていこうとしているのかをこの大会で述べました。
 門脇さんは見事、優勝に輝きました。「魂の叫びを聴かせてもらった」との講評もいただくことができました。 本校はこの愛知県私学弁論大会において、2014年度第3位、2015年度第2位、そして、今年度第1位と力を伸ばしてきました。この成果を励みに、次年度以降も豊かな学びや価値ある経験に基づいた弁論を創りだしていこうと考えます。

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