日本福祉大学「質的研究会」主催 継続研修会
M-GTAの理論と方法を学ぶ
~精神障害者家族が自身の体験を語ることに関する
インタビューデータを用いて~

 大学院生および研究者、実践者が,質的なデータに基づいて、明らかにしたいことを、より的確に解明し、説得力を持つ研究に仕上げるためには、多様な質的研究法について、それぞれの方法・手法の長所・短所・適切さなどを比較検討して、より適当な方法を適用することが必要になります。
 このことから当研究会では今年6月には「質的研究事始め」として、質的研究の基礎的な理解に関する研修を行いました。また、6月の研修の内容を深めるために、7月の夏季大学院の分科会では、質的研究法の基礎的な知識に関する講義と、M-GTA(修正版グラウンデッドセオリーアプローチ)に関する分析ワークシート作成の演習を行いました。
 今回は、この2つの研修を踏まえ、実際のデータを自分で分析できるようになっていただくために、質的研究法によって実際の分析を体験しながら学ぶ演習形式の研修を行うことにしました。
 今回の研修会でとり上げるのは、夏季大学院に続き、M-GTAの分析 です。
 研修では、教材事例(インタビューデータ)を用いて、インタビューデータからワークシートを作成、概念名、カテゴリーの生成、関連図の作成という一連の分析プロセスを体験的に学べるようにしています。
 初めて学ぶ方はもちろん、昨年度までの既受講生の方も、新たな発見やアイディアを見い出すことができることでしょう。多くの皆さんの参加をお待ちしております。

※なお、このプログラムは、大学院科目「福祉サービスマネジメント特講Ⅱ」(2単位)の対象です。規程および認定対象企画・申請方法等の詳細は、大学院事務室にお問い合わせ下さい

主催 日本福祉大学質的研究会 代表 田中千枝子(社会福祉学部教授)

日時
2019年 119日(土)
10:00~16:30
10日(日)
9:30~16:00
会場
日本福祉大学
名古屋キャンパス南館 401教室

参加申し込み方法

定員

40名

※先着順、定員になり次第、締切とさせていただきます。

参加料金

5,000円

※申込フォームから申込確定後、参加費の入金方法等を記したメールが届きます。
10月31日までに振込をお願いいたします。

※お支払い済みの参加料金については、開催中止の場合を除き、払い戻しはいたしません。

ご参加いただくにあたっての注意

  1. 参加は、両日参加が原則です。
  2. 田中千枝子・日本福祉大学大学院質的研究会編『社会福祉・介護福祉の質的研究法』中央法規(2013)を持参してください。
  3. 分析では1グループ1台ノートPCを使用します。
    ※申込の際に、ノートPC持参の可否をお知らせください。

申し込み方法

以下の申し込みフォームからお申込みください。

問い合わせ先:平日10:00 ~ 17:00

日本福祉大学研究課

TEL:090-4855-3590
Email: kakidai_entry@ml.n-fukushi.ac.jp

会場のご案内

日本福祉大学名古屋キャンパス

〒460-0012
愛知県名古屋市中区千代田5-22-35

※会場に駐車場はございません。公共交通機関をご利用ください。

・JR「名古屋」駅より中央本線「中津川」行きに乗車「鶴舞」駅下車、徒歩2分。

・地下鉄「名古屋」駅より、東山線「伏見」駅乗り換え、鶴舞線「鶴舞」駅下車、徒歩2分。